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V(ヴィー)とはなにか。

V(ヴィー)

Feu(フー)は空間の明るさ感を指標化したものです。
しかし屋外のような暗い空間では、明るさ感Feu(フー)は同じでも、
光のメリハリ度によって人が感じる空間の雰囲気が大きく異なることが分かりました。
V(ヴィー)はこの光のメリハリ度を数値化した指標です。

屋外における、安心できる適切な空間の明るさ感Feu(フー)を確保しながら、
光のメリハリ度を組み合わせることによって、新しい設計の目安となります。

Feu(フー)×V(ヴィー)

  
この空間のV(ヴィー)は11.6、Feu(フー)は1.0。屋外のファサードとして、インパクトがあり、賑わいのある空間となっています。二重スカラップのない美しい配光のLEDアッパーライトが、効果的なリズム感をつくりだしています。

Upper Light FYY66053 LE1

スペース

1 屋外空間での雰囲気を(Feu)×(V)で定量的に評価することができます。

(feu)+(v)

屋外のような暗い空間では、明るさ感Feu(フー)は同じでも光のメリハリ度によって
空間の雰囲気が大きく異なることがわかりました。V(ヴィー)は、このメリハリ度を数値化した指標です。
このメリハリ度の違い(雰囲気の違い)を「落ち着き」と「賑わい」という2つの言葉で定義し、
さらに明るさ感Feuと組み合わせた関係を知ることで屋外における安心できる適切な明るさ感Feuを確保しながら、
「落ち着き」あるいは「賑わい」の程度を定量的に評価することができます。

1Feu×V

縦軸には明るさ感Feu、横軸にはメリハリ度Vの値。
人の心理評価実験により、落ち着きと賑わいを感じるゾーンが存在することがわかりました。(Feu0.1以下は暗すぎて不安を感じるゾーン)
この範囲を意図したシミュレーションを行うことで、人の心理いに近い正確な設計が可能になりました。

2 (Feu)×(V)の関係から雰囲気の良い照明設計が予測できます。

質の高い照明設計として、落ち着きのゾーンと賑わいのゾーンの範囲を設定。
雰囲気の良い照明設計をシミュレーションによって共有しながら精度の高い設計が可能です。

2 (Feu)×(V)の関係から
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3 (Feu)×(V)の活用で省エネ設計とコストダウンを実現できます。

Feu×Vを活用することにより雰囲気を重視しながらもエネルギーを抑える適切な計画が可能になります。
Cylinder135Type(YYY16100 LE1)は従来の器具と比べFeu×Vを効果的に発揮できるため、同じ数値でも
設置台数を7台から4台に削減することができます。

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3 (Feu)×(V)の活用で
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