環境計画支援VR

宇都宮市 都心部道路景観整備事業(東武馬車道通り商店街)

想像できなかったことを環境計画支援VRで可視化。新しい商店街づくりへ、店主たちの積極参加を促進
宇都宮市 都心部道路景観整備事業(東武馬車道通り商店街) 開発後・開発前のイメージ
<プロジェクト概要>
JR宇都宮駅・東武宇都宮駅周辺、約320haの再開発事業。
経済活性化と景観・道路整備などを同時に考慮した官民協同のプロジェクトで、大通り沿いの多くの商店街が再開発に取り組んでいる。
各店が利害を越えて共通のメリットへと向かうためには「お客様の目線」の体験が必要だった。
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自分たちの意志で方針を決定し合意形成を確立

斉藤様

馬車道通り商店街のアーケードはかなり老朽化していて、
倒れたりする不安もあったので、いつも悩みの種でした。
そこで行政の補助を機に思いきって撤去を提案したんです。
商店街の多くの店主は「雨に濡れる、固定客が減る」と反対し、長い間、意見がまとまりませんでした。
しかし、撤去後のイメージをVRで見た時に「意外といいじゃない」ということになりました。
自分たちの商店街が明るい雰囲気に変わり、人々が集まる様子が想像できたのですね。
撤去することがマイナスのイメージから一挙にプラスのイメージに転化したのです。
ポイントは、アーケードを撤去したことではなく、撤去するという方針を自分たちの意思で決めたという経緯にあります。
それぞれの店主が、新しい商店街づくりに積極的に関わるようになりました。

WALKビューで確認できた「空間の心地よさ」
たとえば道幅を決める時には1mごとにVRを作り替え、歩いている時の感じ方を皆で体感して、違いを確かめました。
街路樹や敷石のデザイン、花壇のメンテナンスなどについても、意見を出し合って決めました。
明るい太陽光の下でのんびり歩ける商店街は、私自身も長年、夢に描いていた理想。
今一歩一歩実現しつつあると感じています。

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心地よく感じる道の検討

新しい道路の線形について、ゆとりを実現する道幅・カーブの角度などをVRで検討。

線形@

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線形A

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