建築設計REPORT Vol.02
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RECENT PROJECTS03北京運動公園、上海万博に採用されたiopeNetでビル設備のバックボーンを構築アイオープネット北京泰豪智能科技は、空調制御、照明制御からカメラ監視、セキュリティまでのインテリジェントビル設備を構築するシステムインテグレータ。北京オリンピック運動公園や、上海万博公園のエリア・マネジメント・システムの施工にも携わった。このシステムをトータルにコントロールするために用いられたのがパナソニックが中国建築設計研究院と共同研究した設備統合プロトコル「iopeNet」。今回、北京泰豪智能科技の新社屋ビル建設にあたって課題となったのが、各社で構築されるサブシステムを北京泰豪製のBEMSに統合することだった。そこで着目されたのが、膨大な照明設備を管理し、異なるプロトコルのサブシステムを統合した実績のあるiopeNet。パナソニックは北京泰豪の研究所と共同でiopeNetに対応したシステムを開発し、新ビルに導入することで、照明、空調などのサブシステムを統合して運用・管理することが可能となった。泰豪智能大厦TELLHOW INTELLIGENT BUILDING①16W2灯用e-Hf蛍光灯システム天井用照明器具が設置された執務室①11

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