建築設計REPORT Vol.03
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RECENT PROJECTS01長寿命化タワーマンションの内装で住空間をトータルにサポートJR川崎駅西口大宮町地区に竣工した川崎ゲートタワーは、地上22階、110戸の分譲マンション。数世代にわたって住み続けられるように計画され、内装や設備に対しては、管理・更新が容易な構造が採用されている。このため、神奈川県初の「長期優良住宅先導事業」に採択され、CASBEE川崎の最高ランクであるSランクも取得している。「バス、キッチン、洗面などの住宅設備をはじめ、フローリングなどのインテリアをトータルにコーディネイトする内装部分のサブコンストラクターとして、パナソニックES集合住宅エンジニアリング株式会社とは設計段階からタッグを組んだ。このため、豊富なバリエーションが準備でき、オプションにも柔軟に対応できた」と清水建設株式会社横浜支店 工事長の大橋成基 氏。「内装施工だけでなく、住空間の提案や躯体工事と平行する内装施工の工程提案、これらを含めた管理プロセスも評価している」と語る。川崎ゲートタワーKAWASAKI GATE TOWER2面に開口部が設けられ、パノラマビューが満喫できる広々としたダイニング・リビング5

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