• JR新宿ミライナタワー

施主:東日本旅客鉄道株式会社 設計:東日本旅客鉄道株式会社 株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所(照明デザイン監修:松下進建築・照明設計室)
建築工事:大林・大成・鉄建建設共同企業体 電気工事:日本電設・九電工・リーテック電気設備工事共同企業体

2016年春に開業したJR新宿ミライナタワーは、「水の景」という建築コンセプトから自然をイメージした設計を取り入れており、太陽の動きを再現した生体リズムに合わせて変化する「時の流れ」を体感させる照明デザインと、「水の流れ」を連想させる光の演出が建物内外で連動する照明デザインを採用している。これらの照明では、建築の設計コンセプトに応える形で、技術力とデザイン力を結集させたパナソニックが提案したものだ。

LIGHTING POINT 建築コンセプトに沿って「時の流れ」と「水の流れ」を感じる照明デザインを提案

照明デザイン「時の流れ」太陽の光を再現する照明で
ヒトの生体リズムと調和する光環境

オフィスタワーのエントランスのロビーは、太陽光のように時間を追って変化する調光・調色制御を採用し、天井に埋め込んだLEDダウンライトと壁面の光を変化させている。出勤時間帯は、朝日のような高色温度・高照度の“目覚めの光”で、出勤するワーカーに活気を与える。一方、夕方の退社時間帯は、穏やかな温白色の“くつろぎの光”になる。さらに、夜間は色温度・照度ともにぐっと落とした“癒しの光”で一日の労をねぎらう。
生体リズムに合わせて調光・調色する照明は、ワーカーの心理や健康に与える効果や、生産性の向上といった側面から、今後の普及が期待される。

オフィスロビー

4000K 3500K 3000K

24時間に大きく3パターンの光環境を設定。色温度は3000〜4000Kで変化。グラフの縦軸は照度

PAGETOP

オフィスエントランスホール

4000K 3500K

5階ロビーと、2階エントランスを結ぶエスカレーターが通るエントランスホールは、2パターンに光が変化

PAGETOP

照明デザイン「水の流れ」屋内外の光が連動して
街を潤す「水の景」を演出

動く光を、建物の内外で連動させるという珍しい照明計画が見られる。屋外の照明は、地上32階建ての頂部で時間帯や季節によって異なる演出を見せる。それと連動して、内部ではエントランスホールのエスカレーター裏面に設置したLEDのライン照明が、流れる水のように循環する。そして、内外の照明とも、毎正時と毎30分になると、通常時よりも少し華のある演出に切り替わる。
こうした照明計画は、「水の景」を掲げた建築の設計コンセプトと呼応したものだ。建物内外を水が循環するような光を巡らせることで、オフィスビルとしての品性を保ちつつ、周辺の街に溢れる光に負けない照明を実現している。

建築ライトアップ

時間帯や季節などによって異なる光の景観を見せる。頂部の光は、通常時は白色系だが、毎正時と毎時30分には鮮やかなブルーに変わり、水がゆるやかに溢れるような演出で、時を知らせる。

水滴(白 / 青) 波(白) 波(グラデーション)

イベント時

トレイン(シャンパンゴールド) クリスマス(4色) オリンピック(5色)

頂部を囲むガラスを照らすのは、RGBのフルカラー演出照明。
13パターンを基本に、時間帯や季節、各種イベントなどに応じて彩りを変える

図:ドット3 RGB(500mmピッチ加工)

ドット3 RGB(500mmピッチ加工)

PAGETOP

エントランスホール・エスカレーター下の演出照明

2層吹き抜けのエントランスホールにあるエスカレーター下面にLED照明を設置。通常時は、白色系の光がゆっくりと上から下に流れた後、石張りの内壁を伝って上り、水が循環する様を描き出す。この光は、毎正時と毎30分になると鮮やかなブルーに変わり、流れも速くしてエスカレーターの下面を滑り落ちる。

エスカレーター裏面の幅100mmのスリットに、2列のメディアチューブ(LEDカラー演出照明)を設置し、時間帯によって流れや色が変わる光環境を創出

エスカレーター裏面の幅100mmのスリットに、
2列のメディアチューブ(LEDカラー演出照明)を設置し、
時間帯によって流れや色が変わる光環境を創出

メディアチューブ 60PXL(拡散タイプ)

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