涌谷町町民医療福祉センター

町民医療福祉センターにエネルギー自立システムを導入したい。東北復興ソリューション涌谷町町民医療福祉センター

東北復興の課題

災害時にもエネルギー自立できる避難住民の受け入れ施設が求められている。

東日本大震災の被災地復興や、原子力発電施設の事故を契機とした電力需給逼迫に対応するため、再生可能エネルギーや未利用エネルギーを活用することで、災害に強く環境負荷の小さい地域づくりが国を挙げての課題となっています。
このため、東北の被災地などでは、再生可能エネルギー等導入推進基金事業(グリーンニューディール基金)制度を活用し、非常時における避難住民の受け入れや地域への電力供給なども担える防災拠点への、再生可能エネルギーや蓄電池の導入支援が推進されています。

涌谷町町民医療福祉センター

涌谷町町民医療福祉センター

取り組み

グリーンニューディール基金を活用して医療福祉センターに創蓄連携システムを導入。

涌谷町は、奈良時代に発見された黄金が東大寺大仏の造営に用いられたことで知られた金の産出地です。
昭和63年に建設された町民医療福祉センターは国民健康保険病院と老人保健施設や訪問看護ステーションからなる施設。
涌谷町の中心部は江合川の流域にあり、内水や洪水の被害を被ることも多く、役場本庁舎が被災した場合の防災拠点として町民医療福祉センターが位置づけられています。また、傷病者の重傷度に応じて分類し、治療や搬送の優先順位を決めるトリアージエリアとしても計画されています。東日本大震災でも涌谷町内に全半壊の建物はあったものの、町民医療福祉センターは岩盤上にあるため、大きな損傷はありませんでした。
医療福祉センターでは、グリーンニューディール基金を活用し、太陽光発電システム20kWとリチウムイオン蓄電池15kWhによる創蓄連携システムを導入。
平常時は太陽光発電システムによって蓄電池を充電し、余剰電力を一般回路に供給して電力会社からの電力使用量を削減。
また、災害時には、負傷者を収容したり、災害対策本部が置かれる研修ホールの一部照明と非常用コンセントに電力を供給することにより、施設が持つ病院機能を損なうことなく、防災拠点として機能することが計画されています。

災害時には避難住民を収容する研修ホール

災害時には避難住民を収容する研修ホール

15kWhリチウムイオン蓄電池

15kWhリチウムイオン蓄電池

非常用コンセント

非常用コンセント

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