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商空間クリエイターに聞く 〜LED、私はこう使う! 第2回

LED導入は、コスト削減 最善の一手 ゲスト:本田 秦 氏(生活スタイル研究所代表)

LEDに対する先入観があった

笈川
進化著しいLED照明器具ですが、製品が登場した当初と現在では、性能の違いにどのような点があるとお考えでしょうか。
本田

最初にLEDを使い始めたのは2009年の初め頃でした。それまでは、何となくですが、白色しかないとか、調光がまったく効かない等々、LEDに対して勝手な先入観を持っていたためほとんど使うことはありませんでした。正直に言えば、LEDに関する知識を持っていなかったんですね。電球色もあるとか、ある程度なら調光も可能、といったことを知ってからは徐々に採用するようになりました。

本格的に使うようになったのは2010年頃からです。
そして、2011年7月にパナソニック電工(現/パナソニック)から5%まで調光可能なLEDが発売されてからはむしろ積極的に採用しています。それ以前のLEDの調光機能は、40〜50%程度まで絞ると光が点滅してチラつくという不具合がありました。ですから当時は、LEDは調光できないということを認識した上で使っていました。この調光可能なLEDの登場は、個人的にもエポックメイキングな出来事になりましたね。これ以降は、飲食店、特にカフェなどでLEDを用いるようになりました。

本田 泰 Yasushi Honda

プロデューサー・デザイナー/
株式会社生活スタイル研究所代表。
1971年愛知県生まれ。94年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。建築設計事務所、商業開発コンサルティング会社、カフェ・カンパニー設計部を経て、入川スタイル&ホールディングス取締役、10年株式会社生活スタイル研究所設立。商環境を中心とした、プロデュース、コンセプト構築、ディレクションからデザイン業務全般を手掛ける。実績に「CAFE246」(デザイン)、リゾートホテル「TRIF」(プロジェクトディレクションおよび内装コーディネート)、「CHASKA茶屋町」(コンセプト構築およびプロジェクトディレクション)、「ROYAL GARDEN CAFE」(店舗デザイン)、「CAFE HAUS」(コンセプト構築およびデザイン)等。
http://www.lifestyle-ins.com/

笈川
照明プランを作成する際、既存照明とLEDの選択比率はどれくらいですか。
本田

クライアントの意向にもよりますが、大手企業が経営している店舗などではベース照明にはほぼLEDを選択しています。店の雰囲気づくりをするペンダントやシャンデリアなどには既存の照明器具を採用することもありますが、予算に余裕があればそうした照明器具も光源はLEDに変えています。もっとも、こういったケースもほとんどは大手クライアントの場合です。個人オーナーが経営する小規模店舗では、とにかくイニシャルコストをかけたくないという方が多いので、LED導入までにはなかなか至らないというのが実情です。

バリエーションも圧倒的に増え、導入しやすいタイミングはと聞かれれば、まさに今だと答えますね。
製品の価格が手頃になってきて、イニシャル/ランニングコストとの関係を考慮してもそれは実感できます。

実際、LED導入のタイミングを見計らっていた飲食
チェーンでも、ここ1年ぐらいの間にLEDに切り替えて
いるところが多いように感じます。

笈川
これまで主力となっていた照明器具(白熱、ハロゲン、HID等)とLEDでは性能面で異なるところはどういった点でしょうか。
本田

弊社で設計を手掛ける店舗の約7〜8割は飲食店ですが、飲食店の場合で言うと、ほとんどの店舗で夜の雰囲気づくりを重視しています。例えば、時間帯を分けて調光パターンを変える店は多いです。その際、ハロゲンは調光で光を絞ると単純に照度が落ちるだけではなく、若干ですが光が赤っぽくなるのですが、対してLEDは均一に照度が下がる。LEDの性能の高さを表していることでもあるので一概にこれを欠点だとは言い切れませんが、従来のハロゲンの雰囲気に慣れている施主などからすると、赤っぽくならないことを不自然に感じてしまうようです。これを認識している設計者は少ないと思いますが、現場の店舗スタッフからそういった指摘を受けることもあります。

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