「エコイエ」門真モデルハウス

創エネ・省エネ・エネマネ設備や自然エネルギー活用で、住宅のCO2排出量をどれだけ削減できるか。住宅のエネルギーソリューション「エコイエ」門真モデルハウス

エコ住宅の課題

快適性や利便性を失わず、エネルギー消費を削減したい。

住宅におけるCO2排出量削減が課題となっていますが、そのために健康的なくらしや快適性、利便性が失われてはいけません。2階建て住宅の場合は吹き抜け空間を設けると、住宅内の空気の流れを作り出すとともに、広々としたリビング空間も確保できるのですが、冬には暖かい空気が吹き抜け上部に昇ってリビングが寒いという声もありました。また、家庭電気製品は家事の負担を軽減してくれる一方、数多くの電気製品を用いると使用電力量も上がってしまいます。これからは、快適で利便性の高いくらしと消費エネルギー削減という、一見相反する要因を満たすエコライフが求められています。

開放的な吹き抜け空間でありながら断熱性能の高いリビング。

開放的な吹き抜け空間でありながら断熱性能の高いリビング。

取り組み

パナソニックの「創エネ」「エネマネ」「省エネ」テクノロジーを結集し、自然エネルギーも活用。

「エコイエ」では、パナソニックグループの「創エネ」「エネマネ」「省エネ」テクノロジーを結集して「そろえる価値」をご提案。さらに、自然エネルギーを活用することで、快適性と利便性、そしてエコライフを両立させています。
【創エネ】としては、ダイナミックな大屋根に発電量を飛躍的にアップさせた太陽光発電システム「HIT」を6.235kW搭載。
【エネマネ】としては、発電量、使用電力量をグラフィカルに「見える化」できる「ライフィニティECOマネシステム」を採用し、コントロールパネルだけでなく、リビングのビエラをエネルギーモニタとしても利用。電気自動車用に給電システム「エルシーヴ」も備えています。
【省エネ】としては、住宅設備や給湯設備にエネルギー効率が高く、きめ細かな省エネを実現する機器を導入。照明を全てLED照明器具とし、エコナビ搭載の冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの家電製品をはじめ、お掃除がラクになる工夫がいっぱいのキッチンやシステムバス、トイレなど、節水にも取り組み、雨水利用のための「レインセラー」も加えて、使用する水道・光熱費を削減しています。
【自然エネルギーの活用】としては、テクノストラクチャーの構造強度ならではの開放的な大空間でありながら、壁には充てん断熱と外張り断熱を併用したダブル断熱を採用。最小限の冷暖房で快適な温熱環境が維持できるリビングルームを実現しました。
また、春や秋には外気温を利用するために「風の道」を作り出して風通しを良くし、夏は直射日光を長いひさしで遮り、冬は太陽の日差しと熱を取り入れるなど、自然エネルギーを活かした建築設計を採用。間取りや開口の位置を工夫し、壁面緑化を計画し、自然と共生する工夫をしています。

エネルギーモニタとしても機能するビエラを組み込んだリビング。

エネルギーモニタとしても機能するビエラを組み込んだリビング。

エコナビ搭載食洗機など利便性に優れた機器を備えたキッチン空間。

エコナビ搭載食洗機など利便性に優れた機器を備えたキッチン空間。

雨水利用タンク「レインセラー」と電気自動車給電システム「エルシーヴ」。

雨水利用タンク「レインセラー」と電気自動車給電システム「エルシーヴ」。

効果

CO2排出量60%以上削減※(約0.7t)、水道光熱費568,000円削減。

「エコイエ」は、高気密・高断熱のパッシブ性能の高い住宅に、高効率の住宅設備を導入して、エネルギーをマネジメント。使用電力量を、太陽光発電によって補うことで大幅なエネルギー消費を削減。当社試算で1990年の構造・製品を想定した住宅と比較して、水道光熱費(約568,000円)やCO2排出量(約0.76t)を大幅に削減することが可能※になりました。

節水タイプのシステムバスとシステム洗面を採用したサニタリー。

節水タイプのシステムバスとシステム洗面を採用したサニタリー。

※「エコイエ」の水道光熱費・CO2削減量の算出基準
算出基準料金(税込):電力料金目安単価22円/kWh((社)全国家庭電気製品公正取引協議会)、上下水道料金目安単価265円/m3(東京都)、ガス料金目安単価174.6円/m3(東京ガスH21.11)
CO2排出原単位:0.43kgCO2/kWh(電力)、2.23kgCO2/m3(都市ガス)、4.8gCO2/円(水)、環境省「CO2みえ〜るツール」(2011年3月)引用
【照明】
1990年想定商品との比較。照明点灯時間:照明学会編「エネルギーの有効利用から見た照明」を参考に、パナソニック(株)ライフソリューションズ社独自に設定。ひとセンサ照明器具は、消灯待機時の省エネ度を反映するため、当社調べにより、補正係数を設定
【くるみ〜な】
旧省エネ仕様との比較。暖冷房、発熱機器、照明スケジュール:「住宅事業建築主の判断の基準」に従う・換気回数:旧省エネ仕様は1.5回/hと想定・シミュレーション地:東京(Ⅳ地域)・空調期間:暖房11月11日〜4月17日、冷房6月14日〜9月14日・空調設定:暖房20℃、冷房27℃、冷房設定湿度:60%・使用プログラム:建築環境シミュレーション用の汎用入力インターフェース「AE-CAD」、温熱環境シミュレーションプログラム「AE-Sim/heat」・使用気象データ:拡張アメダス気象データ(SMASH形式)/日本建築学会
【IHクッキングヒーター】
1990年想定商品との比較。1日3回、朝昼夜食時の調理に、鉄・ステンレス鍋で365日使用した場合。※グリルがあるものとして算出。
【食器洗い乾燥機】
1990年は手洗いと想定して比較。・食器洗乾燥機:1日2回使用、1回44点の食器と約6人分の小物(浅型は1回40点の食器と約5人分の小物)を標準コース(エコナビ運転せず)で洗った場合・手洗い:10Lのお湯(約40℃)でつけ置き洗いした後、洗剤を使用して洗い、食器1点あたり13.5秒、小物1点あたり5.5秒、毎分6Lの流し湯ですすいだ時(日本電機工業会基準(2009年9月現在)による)
【くもりシャット】
ヒーター式ミラー(サイズ〜1000mmで1カ所)との比較。・ヒーター出力:1カ所あたり25Wタイプ・1日80分、365日使用した場合。
【タッチレス水栓】
シャワー水栓との比較。毎分6Lの流量で、1日8分、365日使用した場合。(水を出しっぱなしにして石けんを泡立てている時間を一人あたり手洗い時20秒(2L)、洗顔時40秒(4L)とし、その間、止水できるものとしたAさん宅の場合)
【保温浴槽】
在来工法バスとの比較。・浴槽の湯温は42℃で、1日1回、365日追炊きを使用した場合で、5時間後の湯温低下(6カ月間は半分の湯温低下と仮定)を、保温浴槽:2℃、在来工法バス:8.8℃とし、ガス熱量11,000kcal/m3、浴槽水量240L、給湯器効率0.8として計算。※浴槽の水量は計算に含まない。
【W節水シャワー】
従来シャワーとの比較。W節水シャワー:シャワーの水温15℃を42℃に昇温させ、毎分8.5Lの流量で1日16分、清掃時毎分6.4Lの流量で1日2分使用した場合・従来シャワー:毎分10Lの流量で1日20分、清掃は1日2分を365日使用した場合
【アラウーノ】
室温15℃、水温15℃で、1日16回(大4回、小12回使用)、365日使用した場合で、おしり洗浄1日4回、ビデ洗浄1日8回、男性小1日4回として計算。暖房便座の温度立ち上げ電力量を考慮した当社測定方法で求めた値。暖房便座は省エネ基準(2006年2月現在)による。
【エコキュート】
外気温、給水温度は東京地区、運転モードは「おまかせ節約」、給湯負荷は(社)日本冷凍空調工業会標準規格 JRA4050:2007Rの年間標準給湯モード給湯熱量、電気料金は東京電力「季節別時間帯別電灯電化上手」燃料調整額除く基本料金含まず通電制御割引を適用(全電化住宅割引を適用していません)。※2008年12月当社調べ。1990年、2000年は燃焼式給湯機との比較。
【太陽光発電システム】
弊社シミュレーションによる。・予測発電量:NEDO/(財)日本気象協会「日射関連データの作成調査」の値を基に算出。影や積雪の影響については考慮せず。・太陽電池容量:JIS規格に基づいて算出された太陽電池モジュール出力の合計値。売電した分の単価を42.00円/hにて計算。

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