中洲町連合会

九州を代表する繁華街「中州」を安全・安心のまちにしたい。街の安全ソリューション中洲町連合会

お客様の課題

市民や観光客が安心して楽しめる客引きやけんかのない、街にしたい。

国際・国内コンベンションが数多く開催される福岡市は、国内外の観光客が訪れる国際観光都市でもあります。その中心に位置する中洲(福岡市博多区)は、博多湾に注ぐ那珂川と博多川に囲まれ、飲食店を中心に3,000を超える店舗が軒を並べています。
中洲では、地元の中洲町連合会を中心に防犯パレードを毎月行うなど、防犯に向けた啓発活動が続けられてきました。2006年11月には、市民や観光客が安心して楽しめるまちづくりをめざして、福岡市、県警、中洲町連合会から構成される「中洲地区安全安心まちづくり協議会」が発足しました。

明治通りと中州本通りの交差点に設けられた防犯カメラ

明治通りと中州本通りの交差点に設けられた防犯カメラ

取り組み

中洲のまちを見守る無線ネットワークカメラ

2008年3月には中洲町連合会が中心となって、市や警察と連携して防犯カメラが設置されました。
中洲の各所に防犯カメラを設置するにあたって、道路を横断するなど配線工事が困難なため、ネットワークに広帯域の無線LANを採用。これにより、施工の省力化が図られただけでなく、今後のカメラ台数の拡張も容易になりました。
中洲大通り沿いに約50m間隔で4カ所にポールを配置。これに無線LANアンテナ、PoE給電スイッチングハブとともに、低照度の夜間でも鮮明なカラー画像が得られる高解像度ネットワークカメラ(屋外ドームハウジング装備)を設置。15台のカメラで撮影されたすべての映像は、25GHzの無線LANで伝送され、ネットワークディスクレコーダーに保存されます。
また、映像が防犯以外の用途に使用されないように、ネットワークレコーダーは施錠されたロッカーに収容するなど、プライバシーに関しても厳密に管理されています。
警察によると、カメラ設置後の半年で客引きやけんかなどの通報が2割減少。今後は、表通りだけでなく裏通りへの設置も検討されています。

システム概念図

システム概念図

照明灯と同色の屋外ドームハウジングを装備

照明灯と同色の屋外ドームハウジングを装備

施錠されたロッカー内に収納されている管理用PCとネットワークディスクレコーダー

施錠されたロッカー内に収納されている管理用PCとネットワークディスクレコーダー

道路を挟んで2台ずつ設置されている防犯カメラ

道路を挟んで2台ずつ設置されている防犯カメラ

中洲町連合会で使用されている製品

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