建物分類 集合住宅
都道府県 千葉県
施主 独立行政法人都市再生機構

独立行政法人都市再生機構(UR)様は、昭和30年の設立から今日まで76万戸のUR賃貸住宅を供給されています。
集合住宅における電力供給設備は戸建てと異なり、引込開閉器や電灯幹線などの設備を複数の住戸で共用しています。
そのため、各住宅の電力需要が増加すると、これらの設備も増加量に見合った遮断容量や許容電流のものに交換する必要が生じてきます。
また、電力容量増加のニーズに合わせて電灯幹線改修工事を進められてきましたが、工事の実施には費用や工事後の建物の見栄え、さらには使用電力量の増加を望まない居住者様にも負担を強いるなどの問題がありました。
そこで、こうした問題を解決できる設備として「幹線パワナビシステム」をご採用いただきました。
あわせて「多回路エネルギーモニタ」によるエネルギー使用量の計測も実施されています。

  • 電設資材

採用商品

外観・ファサード

テラスハウス棟
「幹線パワナビシステム」は、既存幹線をそのまま利用でき、低速電力線搬送通信(低速PLC)の活用で、各住戸への通信線の敷設が不要となり、低コスト・短工期での施工が可能です。

  • 電設資材

採用商品

  • その他電設資材

住居

住戸部(玄関上部)に設置された「住宅分電盤」と「お知らせユニット」。
「お知らせユニット」は、家電を自動停止する以前の段階や、電気の使い過ぎなどを音声と警報でお知らせします。
また、現在使用中の電力使用量をLED表示で確認でき、省エネ対策にも役立ちます。

  • 電設資材

採用商品

外構・街路

建物外壁に設置した幹線機器収納箱。

  • 電設資材

採用商品

外構・街路

幹線機器収納箱に設置された「幹線パワナビシステム」の「メインユニット」(右下)。
共用部の機器が幹線を流れる電流値を常時監視しています。
全体の電力使用量が引込開閉器の定格電流値を超えそうな場合は、住戸内のエアコンなどあらかじめ指定された家電製品を自動的に停止させて集合住宅全体の使用量を制御します。
あわせて「多回路エネルギーモニタ」(右上)を設置し、エネルギー使用量の計測も実施しています。

  • 電設資材

採用商品

その他

【システム動作概念図】

「幹線パワナビシステム」は、既設の集合住宅において、電化リフォームなどによる電力容量増加を望む居住者様のニーズにお応えするための設備です。
電灯幹線の電流容量そのものを増やすものではありませんが、集合住宅全体の電流量を管理・コントロールし、ある住戸のそのとき使っていない電力を、別の住戸が使えるように融通するもので、幹線に流れている電流を各住戸に効率よく割り振ることで、一時的に使える最大電力量が増やせる仕組みになっています。

  • 電設資材