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既存建物の耐震改修のための制震ブレースと一体化したハーフダブルスキンという複合ファサードによる、耐震安全性と内部環境改善(再生木調光ルーバーによる省エネ化)の計画を実現しました。
改造前
改造後
昭和41年設計の学校校舎の耐震補強を主な目的とした改修が行われた際に、耐震補強の為の制震ブレースを利用して、再生木材とアルミ押出形材の嵌合したルーバーとガラスから構成されるハーフダブルスキンをご提案しました。その結果、消費エネルギーを抑え室内環境を向上させ、高温多湿な日本に適したファサードの実現ならびに制震ブレース+ハーフダブルスキンによる耐震安全性と内部環境の改善および意匠性の向上を実現しました。
ルーバー断面
夏季 | ルーバータイプの特性を利用し、室内および躯体面への日射を遮蔽することにより冷房熱負荷を低減 |
冬季 | 室内へ日射を導入。ガラスタイプの特性を利用し、躯体との間にダブルスキンを形成することにより暖房熱負荷を低減 |
モデル1
全面ガラス
モデル2
全面ルーバー
モデル3
ルーバー+ガラス