本計算システムは、選択した空間要素(部屋もしくはスペース)から計算条件を抽出し、内蔵するルミナスプランナーの計算エンジンに【※計算条件】を渡すことによって照度計算を行います。

ルミナスプランナーは計算結果をDXFファイルとして出力し、そのDXFファイルをビューに貼り付けます。(ルミナスプランナー: https://www2.panasonic.biz/jp/cec/lp/lp.html


【※計算条件】

  1. 部屋の外周頂点

・ 部屋またはスペースから取得します。


  1. 部屋の高さ

・ 部屋またはスペースの高さを取得します。

 断面図

  1. 部屋内のPanasonic/RUGの照明器具
    • 「Panasonicの照明器具」とは「照明器具作成」から作成した照明器具ファミリを指します。
    • 「RUGの照明器具」とはRUGが公開している公共施設型番のジェネリックファミリを指します。

※ 部屋(もしくはスペース)の中に照明器具が存在している必要があります。

    • 照明器具の高さと水平方向の回転を計算に利用します。

※ 照明器具の鉛直方向の回転は照度計算に反映されません。        

    • 照明器具の高さとは、部屋(スペース)の底面から照明器具の設置位置までの距離となります。

                         断面図


  1. 天井・壁面・床の反射率と計算面高さ(「照度分布計算」ページの4を参照)


  1. 壁面の遮光を考慮するかどうか(「照度分布計算」ページの4を参照)


【注意点】

  • 部屋内にある柱や什器による光の遮光は考慮されません。



選択した複数エリアを結合して計算について


複数選択したエリアを合体して(一つのエリアとして)計算することができます。


選択した複数エリアを合体して計算


選択した複数エリアを個々に計算



※複数選択したエリアを合体するときの注意点  

  選択したエリアの高さが異なる場合は、選択したエリアの高さが最大な要素を囲むように本機能は計算範囲を定義します。

  計算範囲の底辺も、選択したエリアの底辺の一番低いところが計算面高さがゼロになるように定義します。