間接照明
間接照明とは、文字通り間接光による照明をいい、天井や壁といった建築内装の一部に直射光を当て、その反射光を照明として利用する方法です。
本システムの間接照明機能では、コーブ、コーニス照明の建築形状を含めた配光を登録していますので、簡単かつスピーディに間接照明の検討が可能です。
■ご注意 登録している建築形状タイプでの配光で検証する機能となります。 選択する任意の品番からは光束やサイズ等の情報が設定されますが、配光は考慮せず、 登録済みのBZ5配光での計算になります。 |
品番例:XLY120EN-LE1
- ツリーより部屋(例:部屋)を作成後、「…」→「器具」を選択します。
(【例】間取り…間口10×奥行き10 天井高さ…2.8 反射率…天井:70 壁:70 床:30)
- 追加ボタンをクリックします。
- 照明器具検索ダイアログより照明器具を検索後、「間接照明」タブをクリックします。
- 建築形状、寸法、反射率を選択し、「OK」をクリックします。
プルダウンに出てこない反射率は、下記の表にある光束係数を入力して下さい。 ※操作マニュアルでは反射率60%で設定。 |
【反射率表】
- 確認表示が出るので、「はい」をクリックします。
- 「照明器具」画面で、光束係数、シンボルを変更します。
【シンボルと配光の関係性】 |
- 「灯具詳細」画面でコピーされた器具情報の確認をし、「OK」をクリックします。
- 次に照明器具を配置します。
器具の配置については、【4-12 照明器具/配置方法】をご参照ください。 |
- すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。
- 器具が配置されました。
- 次に照度計算を行います。
ツリーの部屋をクリックし、プロパティで照度計算方法のラジオシティ法を選択したあと「適用」をクリックします。
逐点法での計算は反射分が床面に均一加算されるため、より精度の高いラジオシティ法で計算します。 |
- 「計算」をクリックします。
- 照度分布が作成されました。計算結果を確認します。