照明器具の選択が終わると照明器具の情報が表示されます。

画面に表示されている内容に変更がなければ、そのまま[OK]をクリックしてください。


照明器具


光束係数

:ランプ姿勢等によるランプ光束の低下を考慮したいときに入力します。

 通常1.0で0.001~0.999の範囲で入力してください。

 マルチハロゲンランプを使用する場合

  マルチハロゲンランプは点灯方向により光束が変化します。

  従ってマルチハロゲンランプ等を使用して照明設計するときは、光束係数に光束低下を考慮した値を入力してください。

  例えば、野球場などのグラウンド投光照明でSC形のランプを使用して設計を行なう場合、器具の取付角度は60°~70°程度になります。

  光束係数に0.9を入力して計算してください。

  また電圧降下などのランプ光束が低下する要因が考えられる時は、その値を光束係数に考慮してください。

再選択

:器具検索ダイアログの画面に戻ります。

シンボル

:照明器具の図面上への表示形式を選択することができます。

 「シンボルタイプ 器具形状」…発光部寸法が0以外のときは長方形で表示され、0のときは記号で表示されます。

 「シンボルタイプ 照射方向」…照射方向を矢印で表示します。

 


灯具詳細


発光部寸法

:照明器具の実際に光っている部分の寸法(長さ×幅)です。  

「長さ」はB断面と平行の寸法で「幅」がA断面方向の寸法です。

発光部寸法は計算面に投影される寸法を入力することで照明器具の大きさを考慮した照度分布を計算できます。

※小型ダウンライトで床面を照らす時など、器具の大きさを考慮しなくてもよい場合は、発光部寸法を長さ・幅ともに0を入力してください。

ランプ

:灯具項目の下にあるプルダウンメニューから使用するランプを選択してください。

ランプ品名~保守率は自動的に表示されます。

◆保守率の値は、ランプを選択した直後は屋内・中が表示されます。(事務室や店内など一般に使用される施設の場合の値)

屋外などで使用する場合など保守率の値が変わる場合は変更してください。

配光曲線

:表示形式で「ポーラ」を選択すると①の画面に、「片対数」を選択すると②の画面になります。


プロパティ

ツリーの照明器具(例:FYY26624J-LT9)をクリックすると、プロパティに器具の設定情報が表示されます。

照度分布図上に表示する器具を現す線の色や光束・保守率など設定できます。


照明器具

照会記号

:器具リストで設定した照会記号が表示されます。

照会記号表示位置

:照会記号の表示位置を設定できます。

灯具詳細

ランプ

:プルダウンからランプが選択できます。

吹き抜け器具(フロア配置図に非表示)台数カウントしない

:吹き抜け天井の際、該当の器具表示を別フロアに設定できます。

 例:照度計算は1階の部屋、器具の設置(表示)は2階の場合など。