ブレーカー・分電盤:ブレーカーのはたらき:漏電

漏電

電気が漏れたとき

電線の傷みや絶縁劣化などにより、電線や機器から電気が漏れることを漏電といいます。
漏電は感電や火災を引き起こす危険性があることから、内線規程では、住宅の電路には、漏電が発生すると自動的に電気を遮断する漏電ブレーカーの設置を原則としています。
(住宅以外はこの限りではありません。)

漏電が発生すると

【感電事故】
人が漏電部に触れると感電します。また、人体を流れる漏洩電流が大きいと感電死する場合があります。

【漏電火災】
洩電流が流れ続けると火災の原因になります。

漏電ブレーカー(ELB)で感電事故や漏電火災を未然に防ぐことができます。
住宅で使用される漏電ブレーカーは一般に高感度形(定格感度電流30mA)・高速形(動作時間0.1秒以内)です。

漏電ブレーカーには

①漏電保護機能+O.C付
②漏電保護機能のみ ※O.C(過電流保護機能)なし があります。
※O.Cとは、OVER CURRENT(過電流)の意味です。
 O.Cなしは、自販機、「エコキュート」、電気温水器など、機器組み込み用として使用されています。

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