空調機をデマンド制御して省エネ

パッケージエアコンを中心に、運用の制限や制御を実施することで、
快適さを維持しながら効率よく容易に省エネが図れます。

「電気料金を抑える方法」 1.現状のデータを集め、分析し、 ムダな部分を見つけましょう。2.電力消費の多い空調機器を「省エネ制御」することで、ムダを省きます。

デマンド制御

室内機ごとの3ステップ制御によるデマンド制御

現在の契約電力から目標デマンド値を設定します。
目標デマンド値を超えないように、優先順位の高い室内機から順番に空調を制御。
快適性をできるだけ維持しながら使用電力量のピークを抑えることができます。

●1分ごとにデマンド監視制御
電気設備に設けている電力モニタからの情報をもとに、今後の電力量を予測し、目標デマンド値を超えるようであれば、制御のステップを決定して空調機を自動制御します。

●3段階の優先順位+デマンド無効設定
デマンド制御対象の優先順位を室内機ごとに
3段階(高→中→低)に設定できます。
さらに、空調を停止してはいけない室内機は無効に設定することもできます。

3ステップで空調設備を制御します
デマンド制御には現在の契約電力と目標デマンド値と空調設備の消費電力の入力が必要です。
電力モニタからのデータが入力されない場合はデマンド制御ができません。
ステップ1〜3、30分間のいずれかで行われます。必ずしも1〜3の順序また3段階すべてとは限りません。
室内機の機種により、機能の制限があります。

スケジュール制御

昼間に消灯するなど、グループごとに365日の平日・休日・特日1・2を設定し、きめ細かな制御が行えます。

ワンタッチタイマー制御

空調機の運転開始後、設定した時間が経過すると自動的に停止させます。

例:不特定多数が利用する部屋の場合
運転時間を50分で設定すれば、50分後に空調が自動停止し、消し忘れが防止できます。

  • ※ 設定は10分刻みで最大600分まで設定できます。

空調機の上下限温度設定

空調機の設定温度の上限値・下限値を設定することで、設定範囲を制限することができます。
【冷房】下限値を設定することで、それ以下の温度に設定できないようにします。
【暖房】上限値を設定することで、それ以上の温度に設定できないようにします。

スケジュールまたはイベント連動制御による室外機省エネ運転切り換え

空調機の室外機が、外部制御接点入力に対応している場合、パックサポーターライトのスケジュールまたはイベント連動制御機能と連携して、室外機単位での省エネ運転切り換えが可能です。