[住宅販売会社様]丸良木材産業株式会社 様 可能な対策に真摯に取り組み日々の暮らしにお客様へ安心を提供。 [住宅販売会社様]丸良木材産業株式会社 様 可能な対策に真摯に取り組み日々の暮らしにお客様へ安心を提供。

ご採用の背景

「これは弊社に必要だ」と確信、感震ブレーカーを標準採用

「私が感震ブレーカーを知ったのは2015年です。当時、阪神・淡路大震災の際には通電火災が多かったことも聞いていました」と髙森様。「弊社の商圏は南海トラフ地震が懸念される和歌山県です。感震ブレーカーを知った瞬間、『これは弊社の家に必要なものだ』と確信しました」その思いは、採用について検討する必要性さえ感じなかったほどだそうです。「ちょうど通電火災の対策に困っていたところでしたが、感震ブレーカーは2006年の発売だとか。勉強不足でしたね」
「以来、弊社では感震ブレーカーを標準仕様にしています。もちろん、標準採用だからといってお客様に褒めていただくことはなく、他社と差別化できるわけではないかも知れません。ですが、むしろ私たちにとって感震ブレーカーがついていること自体が、電気ストーブに安全装置があるのと同じくらい、当たり前だと思っています」

丸良木材産業株式会社 社長 髙森様

丸良木材産業株式会社 社長 髙森様

予測ができないからこそ、可能な対策には真摯に取り組む

「阪神・淡路大震災のあと『次は南海トラフ地震だ』と言われていましたが、その後は日本各地が災害クラスの地震に見舞われました。大きな地震は起きないと言われ、他の地域よりも耐震性の低い建築が許容されていた九州にさえ地震が起きました。専門家でも地震の時期や場所、大きさなどは予知できないこと、日本全国どこでも大地震が起きうることが明らかになったのだと思います」と髙森様。「和歌山の場合も、専門家の意見だけに頼れなくなったことと、いつ起きても不思議ではないという不安が一層強まったように思います」と、備えについての重要さを強調されています。
「残念ながら、すべての災害に対して、住む人の命を守り、またその後の不安も持たせない家というのは、現時点ではまだ難しいかも知れません。だからこそ対策が可能な災害に対しては、できる限り真摯に取り組み、日々進化していきたいと考えています」

耐震ブレーカーは、リスクとコストのバランスが取れた備え

「地震に対する意識は以前から高く、地震に強いテクノストラクチャー工法は弊社の主力です。感震ブレーカーの他にも、耐震ダンパーも標準仕様に加えています」と髙森様。「1棟ごとに地震時の耐久力の計算(構造計算)を行うテクノストラクチャー工法を採用する弊社のコンセプトは、『日々の暮らしの中で、お客様に安心を感じていただける家を提供する』ことです」
「お客様が感じられる不安にはさまざまなものがありますが、少なくとも、大きな災害が起きたらどうしようという不安は消して差し上げたい。家族のけがに対する不安だけでなく、その後の生活に対する不安も消して差し上げられるような、そんな家づくりを考えています。地震への備えの他にも、瓦を『台風でも飛びにくい瓦』から『台風でも飛びにくく、かつ割れにくい瓦』に変更しました。最近の瓦は高い耐風強度が出るように設計されていますが、よそからの飛来物などで割れてしまうと設計通りの耐風強度が出ず、周囲に飛散することがあるためです」
「災害に対しては、個々人が危機意識をもって備えるのが理想ですが、将来起きるかもしれない災害への備えよりも、目の前のことにお金を使いたくなるのも人情でしょう。逆に防災に意識が向きすぎても、災害に対する完璧な備えといったものがない以上、考えるほど不安ばかりが増えて行くことにもなりかねません。備えで一番大事なことは、リスクとコストの適切なバランスを見つけ、実行することだと思います。私たちが専門家としてこのバランスを考え、必要な備えを標準仕様としてご提案するのも一つのやり方です。その観点で見たとき、感震ブレーカーは大変コストパフォーマンスに優れた、標準仕様への採用が容易な商品だと思います」

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