ホテルの概要についてお聞かせください。

もとは旅館だったものを1983年にホテルに建て替えて開業しました。平和公園まで歩いて約５分という立地の良さと、市街地の真ん中にあるので、ビジネスでも観光でも移動にとても便利とお客さまに喜ばれています。
ホテルは10階建てで、１階がロビーとテナント、２階から10階が客室フロアになっていて全部で91室あります。お客さまは、全体の約３割が海外からのお客さまで、欧州の方が最も多く、次にオーストラリア人。目的は宮島をはじめとする広島観光です。日本人はほとんどがビジネスのお客さまで、連泊が多く、長期の方だと２ヵ月近くの方もおられます。
日ごろから小規模なホテルならではのアットホームなおもてなしをスタッフ全員で心掛けていて、おかげさまでここ数年はずっと満室状態が続いています。

「カバー付露出コンセント」を追加設置された理由は？

最近のお客さまは複数のモバイル機器をホテルに持ち込まれるので、ベッドサイドのUSBコンセント２口では足りないなと感じていました。そこへパナソニックさんから「カバー付露出コンセント」をご提案いただき、これなら窓際のデスクに簡単に設置できるのでこれも全室に採用を決めました。
「カバー付露出コンセント」の気に入っている点は、お客さまが充電用とすぐに気付けるデザインと、イラスト付きで海外のお客さまにも使い方がわかりやすい点と、カバーを開ければそこにスマートフォンが置けるデザインです。そしてデスクの上で邪魔にならないサイズが良いですね。色調も、グレーを基調としている当ホテルのインテリアにとても合っていると思います。
簡単に後付けが可能な露出型コンセントなので、工期が短かったのも導入の決め手になりました。設置工事の間も客室を稼働できることが条件で、チェックインスタートの午後３時までには作業終了し、部屋の掃除をしてお客さまを迎えるというハードな状況でしたが、1室の設置を10〜15分で迅速に対応。複数班で分担作業していただき、３日間で全室の工事をやり遂げたパナソニックさんの機動力には感心しました。

2つのUSBコンセントを設置して何が変わりましたか？

今までは海外からのお客さまに電圧変換プラグを貸し出すことが多かったのですが、パナソニックさんの「USBコンセント」「カバー付露出コンセント」を設置してからというもの、USB接続端子が各国共通なので、貸し出すことがなくなりました。
「USBコンセント」を含む電源コンセントの多さを当ホテルのセールスポイントにあげていて、私たちの理想とする“家にいるようにくつろげるホテルづくり”に一歩近づけたかなと、スタッフともども接客するたびに実感しています。