「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」にパナソニックのスペースプレーヤーとSOLIDOが協力

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「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」にパナソニックのスペースプレーヤーとSOLIDOが協力

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場。
その新整備計画では、世界的な建築家である隈研吾氏のデザイン案が採用されます。
この隈氏の世界観を発信する展覧会が東京ステーションギャラリーにて開催中で、パナソニックは空間演出の技術協力を行っています。

ABOUT

「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」

「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」

会期:2018 年3月3日(土)~5月6日(日)※月曜日休館(4月30日を除く)
開館時間:10:00~18:00 ※金曜日は20:00 閉館、入館は閉館時間の30分前まで
会場:東京ステーションギャラリー 東京都千代田区丸の内1-9-1(JR東京駅構内)
TEL:03-3212-2485

異文化の融合による空間演出の創出

「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」と題したこの展覧会は、模型やモックアップ、映像、素材サンプルなどを通じて、多角的に隈氏の仕事を紹介。同氏がこれまでに手掛けた建築設計やプロダクトデザインなどの成果物を、竹や木、紙、土、石といった“物質”別に分類して展示しています。また、会場では竹ヒゴの新作パビリオンも展示されています。

竹ヒゴを用いて作られた展示が高くそびえる。

竹ヒゴを用いて作られた展示が高くそびえる。

パナソニックはこの展示会に、
①照明×映像×音による空間演出の新しい価値を生み出す、スポットライト型プロジェクター、「Space Player(スペースプレーヤー)」19台
②塗装による着色をせず、セメント素材だけが持つ自然な風合いの内装材、リサイクル内装ボード、「SOLIDO TYPE-F」
の機材提供で協力しています。

今回の機材提供では、当社の商品をお渡ししてご活用いただくだけではなく、隈氏の世界観をいかに生き生きと伝えるのか、同事務所の若手建築家と当社の担当者が知恵を出し合い、連携して取り組みました。具体的には、ケイミューの内装ボード「SOLIDO」をスクリーンに見立て、隈氏が取り組んできた「物質への挑戦の系譜」をスペースプレーヤーで映し出すほか、さまざまな映像演出でスペースプレーヤーをご活用いただいています。一流の外部専門家とのクロスバリューの取り組みであり、異文化の融合による空間演出の創出に繋がりました。

会場のいたるところに設置されたスペースプレーヤーが、空間創出に寄与しています。

竹(bamboo)コーナー

竹(bamboo)コーナー
・ペースプレーヤー2000lmタイプ×5台

樹形図(diagram)コーナー

樹形図(diagram)コーナー
・スペースプレーヤー2000lmタイプ×5台
・リサイクル内装ボード SOLIDO TYPE-F(ケイミュー株式会社)

COMMENT

隈研吾建築都市設計事務所(写真左より)田野口 紘大さん、寺澤 剛さん

隈研吾建築都市設計事務所
(写真左より)田野口 紘大さん、寺澤 剛さん

スペースプレーヤーは施工が楽で驚きました。コードの処理も簡単で、自分たちで設置や調整が簡単にできました。一般的なプロジェクターはメーカー名やロゴが目立ち過ぎることから、展覧会では隠すためのカバーが必要です。一方、スペースプレーヤーはシンプルなスポットライト型で、美術館にもなじむデザインがいいですね。
このスペースプレーヤーとSOLIDOの組み合わせで、隈研吾の世界観を樹形図に可視化しました。独特の風合いを持つSOLIDOの上にアクリル板と写真シールを重ね、スペースプレーヤーで照らしています。シンプルな白いスクリーンとは異なり、素材の暖かみや風合いが伝わる魅力的な見せ方ができたと思います。こうした新しい表現方法を、パナソニックの皆さんと実験しながら形にしていきました。
竹素材を展示したエリアでは、竹をスクリーンに見立てて映像を投影しています。映像そのものはYouTubeでいくらでも見ていただける時代ですから、現場ならではのこうした見せ方を、私たち建築家がこだわる「素材」とのあわせ技で考えていただけるとありがたいですね。

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