東日本旅客鉄道株式会社 四ツ谷駅

JR東日本を代表する環境配慮型の駅「エコステ」の1号駅にしたい。駅のエネルギーソリューション東日本旅客鉄道株式会社 四ツ谷駅

お客様の課題

「エコステ」のモデルとなる駅にふさわしい地球環境に配慮した電気設備を導入したい。

JR東日本はグループ経営ビジョンにおいて省エネや再生可能エネルギーなど、さまざまな環境保全技術に積極的に取り組むこととし、その一環として地球環境に配慮した「エコステ」プロジェクトを開始しました。その第一号モデル駅が2012年にリニューアルされた中央線四ツ谷駅で、緑豊かな江戸城外堀跡に位置している周辺環境を活かし、2011年春から改良工事が進められてきました。

取り組み

『創エネ』『蓄エネ』『省エネ』設備でCO2排出量40%削減をめざす。

四ツ谷駅のコンコース天井やプラットフォーム照明を全てLED照明器具に一新し、昼間の照明電力を削減するためにトップライトを設置。また、赤坂口の駅舎屋上には太陽光発電システムHIT215(50kW)を設置。さらに、乗客にエコへの取り組みを表示できるように、エコ情報表示板が設けられました。
その他、駅出入口付近への保水性舗装、プラットフォーム上家と擁壁の緑化など、環境保全への多彩な取り組みがなされています。
四ツ谷駅では外照式、内照式のサイン全ての光源にLEDを採用。とくに、内照式サインの光源にはワイドな配光で光ムラの少ない発光面を実現したワイド配光型LEDユニットを新たに開発し、6,500Kの色温度を実現するとともに、サインボードの厚みを薄くしました。
また、『蓄エネ』として、サイン照明の電力系統に蓄電システム(3.2kWh)3台を接続。貯めておいた電気を電力使用量が最大値となる時に給電することにより、電力のピークシフトにも貢献しています。
これらの省エネ設備を導入するとともに、駅社員が積極的に省エネに取り組むことにより、四ツ谷駅ではCO2排出量40%削減(2008年度比)を目指されました。
同時に、1990年に「アトレ」1号店としてオープンした「アトレ四ッ谷」を全館大規模リニューアル。ここでも、太陽光発電システムや全館LED照明化など、積極的な環境配慮がなされています。
※「エコステ」はJR東日本の登録商標です。

点滅制限されているLEDホーム照明器具

点滅制限されているLEDホーム照明器具

太陽電池モジュールを搭載した赤坂口の駅舎

太陽電池モジュールを搭載した赤坂口の駅舎

エコへの取り組みを示すエコ情報表示盤

エコへの取り組みを示すエコ情報表示盤

ホームの上家緑化(背後に見えるのが赤坂口駅舎)

ホームの上家緑化(背後に見えるのが赤坂口駅舎)

線路脇の外照式LEDサイン

線路脇の外照式LEDサイン

サインの使用電力をピークシフトするための蓄電システム(3.2kWh×3台)

サインの使用電力をピークシフトするための蓄電システム(3.2kWh×3台)

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