2021年1月号 レジリエンスの観点から、太陽光発電、蓄電池、AiSEG2などを備えた創蓄連携システム「新ゼロパッケージ」を販売推進。
株式会社カスタムエージェント様 [山形県 酒田市]

  • 株式会社カスタムエージェント 代表取締役社長 今井 和彦 様

    株式会社カスタムエージェント
    代表取締役社長
    今井 和彦

  • 株式会社カスタムエージェント 建築部長 佐藤 真也 様

    株式会社カスタムエージェント
    建築部長
    佐藤 真也

山形県酒田市に本社を置く株式会社カスタムエージェント様。
2015年より販売されている『ゼロパッケージ』を、万一の時も快適に過ごせる住まい
『新ゼロパッケージ』として2020年より販売推進されています。

山形県酒田市に本社を置く株式会社カスタムエージェント様。2015年より販売されている『ゼロパッケージ』を、万一の時も快適に過ごせる住まい『新ゼロパッケージ』として2020年より販売推進されています。

災害時にも快適に過ごしていただくためにパナソニック製品をパッケージ化。

株式会社カスタムエージェント様は、酒田市、鶴岡市、山形市、米沢市に拠点を持ち、新築注文戸建住宅・建売住宅・リフォームなどを手がける、住まいの総合プランナーです。「お客様の代理人」を意味する社名のとおり、お客様にとって価値あるものを提供することを理念に、①制震装置MIRAIE[ミライエ]の採用、②高気密・高断熱住宅、③設備機器の10年保証という3つの特色を持つ住宅を提供されています。
2015年からパナソニックの太陽光発電システムとエコキュート、フル暖エアコン、AiSEG2+スマートコスモ分電盤をパッケージ化した『ゼロパッケージ』の販売をスタートされました。
「『初代ゼロパッケージ』はZEHを普及させ、“入居後のご負担を減らしたい”という思いから取り組みを始めました。その後、太陽光発電の売電単価が下がり、お客様から“初期投資の元が取れるのか?”という疑問が多く寄せられるようになりました。そこで自家消費拡大を図るため、新たに2020年から、太陽光発電システム5.88kW、リチウムイオン蓄電池5.6kWh、パワーステーションS 5.5kW、AiSEG2、スマートコスモ分電盤をパッケージ化した『新ゼロパッケージ』を販売推進しています。加えて、近年多発する自然災害の状況も鑑みて、売電で収入を得るというよりも、“災害時にご自宅でいかに快適に過ごしていただくか”というレジリエンスの概念を最大限に訴求していくこととし、現在の『新ゼロパッケージ』のかたちとなりました」。

S様邸の「新ゼロパッケージ」とご採用商品

災害時に停電した際に自家発電&自家消費できる創蓄連携システムや、HEMSがパッケージ化された「新ゼロパッケージ」と、エコキュート、エアコンをご採用。

  • エコキュートのヒートポンプユニットと貯湯ユニット
  • パワーステーションS
  • フル暖エアコン寒冷地仕様室外機
  • フル暖エアコン寒冷地仕様室内機
  • リチウムイオン蓄電池
  • スマートコスモ分電盤
  • AiSEG2
  • 一箇所にまとめられたリモコン・スイッチ類

人生100年時代、ご高齢者にこそ『新ゼロパッケージ』の住まいが必要。

実際、「災害は非常に身近な問題です」と、今井様は言葉に力を込められます。2019年6月には山形県で観測史上初めて震度6以上の地震が起きました。2020年7月の豪雨では最上川が氾濫し、酒田市をはじめ、各地に被害がありました。「東日本大震災も、必ず起きると言われていながら、国の対策が後手に回りました。本当は事前に対応しなければならないものであり、そこに我々の仕事があると思うのです」。
災害時のレジリエンスを訴えるため、同社では電気を「つくる・ためる・かしこく使う」という創蓄連携システムの効果を提示されています。また、独自の資金計画の資料をご用意。光熱費を削減することで初期費用を回収し、さらに災害時でも暮らしへの被害を最小限にとどめ、快適性が損なわれにくいことをお客様に訴求されています
また、『新ゼロパッケージ』をパナソニック製品で統一したのは、「業界最大手であり、拠点をしっかりと構え、アフターサービス面で安心感があることが大きかった」とおっしゃいます。「例えば太陽光発電システムには割安な海外製品もありますが、やはり後々の不安があります。その点、パナソニックは研修会を定期的に開催してくれ、社内への認知がスムーズに進みました。電気工事会社様とは協力会でつながっており、技術面についてはパナソニックと相談して進めていただくことができます」。
今後、注力しようとされているのが、パナソニックのIoT機器です。例えば、AiSEG2はカタログだけで説明してもなかなかお客様に伝わりませんが、内覧会で「こういうことができますよ」と実演すると、理解度が全く違うと佐藤様。『外でもドアホン』を電気錠と連動させることで、「子どもが帰宅したときの様子が、仕事中もスマートフォンで確認できる」「子どもに鍵を持たせる必要がない」とお客様の関心を惹きつけているそうです。
さらに、高齢者世帯への創蓄連携システムの普及にも力を入れたいと佐藤様はおっしゃいます。「人生100年時代、30歳で家を建てられたら最終的には築70年になってしまい、メンテナンスコストが膨らみます。ならば60歳で新築すれば、残りの人生を快適な自宅でお過ごしいただける上、年金生活で収入も限られる中、電気代もかからない。ご高齢者にこそ、『新ゼロパッケージ』の家をお勧めしたいですね」と語られました。

お客様へご提案の際に使用されている「新ゼロパッケージ」ご提案書。
お客様へご提案の際に使用されている「新ゼロパッケージ」ご提案書。

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