この機能は、Panasonicの照明器具ファミリを配置した平⾯図上で実⾏可能です。

本章では、「符号」と「LP器具⾼さ」パラメータを表⽰するタグを⾮常照明器具インスタンスへ配置する例を挙げて説明します。


【操作方法】

  1. タグ配置の開始

プロジェクトを表⽰した状態で、「Panasonic」タブ内の「照明タグ配置」ボタンをクリックします。


  1. タグ配置対象器具の選択

タグを配置する照明器具の選択⽅法を指定します。


    • 選択⽅法の説明
      • 矩形選択
      • 空間から選択
      • 全器具を選択

：アクティブビュー上でドラッグし、範囲内の照明器具をまとめて選択します。

：アクティブビューに表⽰されている空間要素（部屋／スペース）を選択し、その内部にある照明器具を選択します。

：アクティブビュー内のすべてのPanasonic製照明器具を⼀括で選択します。


  1. 照明器具の具体的な選択⼿順

上記で選択した⽅法に応じて、タグを配置する照明器具を選択します。

    • 「矩形選択」の場合

タグを配置したい器具をドラッグで範囲指定し、選択してください。

    • 「空間から選択」の場合


      • 参照するモデル
        • 現在のモデル
        • リンクされているモデル

 : 選択する要素の対象を現在の編集しているモデルとします。

 : 選択する要素の対象をリンクしているモデル(Revitリンク)とします。
      • 選択する空間タイプ
        • 部屋
        • スペース

 : 部屋(建築)を使ってタグ配置対象を取得します。

 : スペース(解析)を使ってタグ配置対象を取得します。
      • 部屋の選択⽅法
        • 1つ選択して配置
        • 複数の部屋を選択して配置

 : 部屋・スペースを1つ選択し、その中に存在するタグ配置対象を取得します。

 : 選択した複数の部屋・スペースに存在する配置対象を取得します。


    • 「全器具を選択」の場合

アクティブビューにあるPanasonic製照明器具がすべて⾃動で選択されます。


  1. ラベル項⽬の表⽰選択

選択した照明器具に表⽰するラベル項⽬を、器具種別ごとに設定します。

器具分類ごとに表⽰可能なラベル項⽬が⼀覧表⽰されますので、表⽰したい項⽬にチェックを⼊れてください。


    • 各ラベル項⽬の内容について

：全ての照明器具で表⽰可能。照明器具タイプの「符号」パラメータの値を表⽰

：⾮常照明器具でのみ表⽰可能。⾮常照明器具インスタンスの「LP器具⾼さ」の値を表示


  1. タグの配置

「実⾏」ボタンを押すとタグが配置されます。



【LP器具⾼さパラメータについて】

LP器具⾼さパラメータには配置されている部屋の床面から器具までの高さが非常照明計算時に代入されます。

このパラメータはPanasonicの⾮常照明器具ファミリのインスタンスパラメータです。

共有パラメータとして定義されており、定義ファイルは以下に保存されています。

C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Programs\Panasonic\Revit\LuminousPlanner\PanasonicRevitAddinSharedParameter.txt


【エラーが発⽣した場合】

実⾏中に以下のエラー画⾯が表⽰された場合は、サポートまでお問い合わせください。


その際は以下のファイルが存在するかをご確認いただき、確認結果をご共有いただけますと幸いです。

C:\Users\USER\AppData\Local\Programs\Panasonic\Revit\LuminousPlanner\Families\Panasonicアドイン⽤タグ.rfa