Revit→LP連携 機能
- 「Panasonic」タブの「ルミナスプランナー出力」ボタンを押します。
- プロジェクト内に「部屋」(または「スペース」)を設定している場合に、ルミナスプランナー(LP)に出力したい「部屋」(または「スペース」)にチェックを入れて「次へ」ボタンを押します。
ウィンドウ上部の2つの選択肢は、以下の通りになります。
- 「部屋(建築)から抽出する」 部屋からLP用のデータを抽出する場合
- 「スペース(解析)から抽出する」 スペースからLP用のデータに抽出する場合(スペースが設定されている場合に選択が可能です)
リストに記載している内容は、以下の通りになります。
- 「部屋名」 プロジェクト内で設定した部屋名が表示されます
- 「レベル(Level)」 部屋が配置されているレベルが表示されます
- 「照明器具(Panasonic)」 部屋内にPanasonic製の照明器具がある場合に表示されます(照明器具作成・修正ボタンから作成した照明器具に限ります)
(表示されている場合、その照明器具も含めてLPに送ることができます)
※下図のように、「壁に沿って正しく閉じていない部屋」や「部屋の枠を正しく認識せずに配置したスペース」ではLPデータに変換することができません。
※部屋(またはスペース)が設定されていない場合は、以下のような警告が表示されます。プロジェクト内で部屋(またはスペース)を設定してください。
※正しく閉じていない部屋(またはスペース)など、適切な設定がされていない部屋がある場合は、以下のような警告が表示されます。適切な部屋(またはスペース)を設定してください。
- 各部屋に対して反射率を設定して保存ボタンを押します。
※ 最大天井高さはプロジェクト内で設定している部屋(またはスペース)の最大高さです。
※※ 天井付けの器具を設置する場合は、適切な天井高さになるように部屋を設定する必要があります。設定が適切でないと、照明器具の配置が不適切になる可能性があります。
※ 解析>スペースからLPデータを抽出する場合は、スペースで設定されている「天井の反射率」「壁の反射率」「床の反射率」が反射率のデフォルト値として表示されます。
- ファイル名と保存先を任意に指定して、LPの連携ファイル(インポートファイル)を出力します。
※ このファイルはRevitからLPにデータを送るための連携ファイルであり、拡張子は「.lpim」ファイルとなります。
- LPを起動して、4. で出力した連携ファイル(.lpimファイル)を読み込みます。
「ファイル」>「CADデータ連携」>「連携データインポート」 から連携ファイルを選択します。
読み込みが完了すると、Revitの部屋がLPに表示されます
以上が、Revit上の「部屋」情報とPanasonic製の照明器具データをLPで使えるように書き出しをする機能です。
この状態では部屋の枠しか表示されていないため、照明配置を行う際に建築の状態を確認することができません。
LPでは、標準機能に下絵としてCAD図面を表示させることができ、照明配置をわかりやすくすることができます。
- RevitからCAD図面を出力します。(Revitから出力したCAD図面を利用することを強く推奨します。)
「ファイル」>「書き出し」>「CAD形式」>「DWG」または「DXF」を選択し、図面ファイルを出力します。
※LPのバージョンによって読み取ることができる図面が異なるのでご注意ください。
- 「DWG」 ルミナスプランナー(LP)有償版で読み込むことが可能です。
- 「DXF」 ルミナスプランナー(LP)有償版・無償版(Lite)で読み込むことが可能です。
CAD図面を書きだす際は、Revitの書き出し設定で、「単位と座標系」タブの「座標基底」を「内部原点(O)」と設定する必要があります。
- LPのフロアの「挿入」>「図面」から、6. で出力した2Dの図面(DWGもしくはDXF)を読み込みます。
読み込みが完了すると、CAD図面を下絵に照明配置を行うことができます。