■このチュートリアルでできること

  下絵(BMP)を読込み、部屋の作成や器具の配置方法を学びます。

  屋内の計算方法を学びます。

 ■ご参考

  下絵で読込み可能なフォーマットは、JPEG,BMP,TIFF,PNG になります。



■計算条件


 計算タイプ        : 屋内

    カフェのサイズ        : 図面より読み取ります。

    天井高さ        : 3m

    作業面高さ        : 1m

    反射率                : 天井:50% 壁:30% 床:10%

    照明器具品番(ダウンライト①):NDN26490S-DK9 取付高さ: 3m

    照明器具品番(ダウンライト②):NNN62721W+NNN82200-LE1   取付高さ: 3m

    照明器具品番(ペンダント):LGB15041BF 取付高さ: 3m

    照明器具品番(ブラケット):LGB80551-LB1 取付高さ: 2m


床面から1mの高さの照度を求めます。


【BMP図面】


■完成図

 


1. [プロジェクト編集]モードで、「新規プラン」の「挿入」をクリックします。

   


2. [プロジェクト情報]ダイアログが開きますので、「件名」(例:P社研修施設)を入力し「OK」をクリックします。 

   


 

 印刷時に反映される項目は「件名」のみになります。



3. ツリーに「プロジェクト」(例:P社研修施設)が作成されますので、「挿入」をクリックします。

  


4. [フロア・屋外情報]ダイアログが開きますので、次のように設定します。

入力ができましたら「OK」をクリックします。

  


5. ツリーに「フロア」(例:1階)が作成されますので、「挿入」をクリックし、「図面」を選択します。

       ファイルを開くダイアログでファイルタイプを「イメージファイル」に変更します。

       最後に読込む画像ファイルを選択し、「開く」をクリックします。

    

           


6. 図面が読込まれますので、スケールを設定します。

       図面上の2点をクリックして指定し、2点間の「距離」をミリ単位で入力します。

  

    

        


 ①の位置をクリック後、「Shift」キーを押しながらドラッグすると、

 水平線上に②の位置を指定することが可能です。



  「距離」の入力ができましたら、「完了」をクリックします。

  


7. 図面が読込まれました。

  


8. 次に、部屋を作成します。読込んだ図面から部屋形状を読み取っていきます。

ツリーの「フロア」(例:1階)にある「挿入」をクリックし、「部屋」-「多角形入力」を選択します。


9. 部屋形状の頂点を、カーソルで選択し指定していきます。指定は、一筆書きで連続して行います。

スタートした地点まで戻りますと、部屋形状が確定されます。

※時計回り、反時計回りのどちらからでも選択できます。

  


10. 部屋形状の確定後に、「部屋入力」ダイアログが表示されます。

部屋名と作業面の高さを入力し、「OK」をクリックします。

  



 ■部屋形状の編集を行う場合は


  ツリーの「カフェ」を選択後、画面上部に表示される「図形編集」をクリックし、

  図面上で頂点を移動して変更、もしくは、座標の値を変更します。


  



11. 次に、照明器具を配置します。

 「部屋」(例:カフェ)にある「挿入」をクリックし、「器具」を選択します。

  


12. 下図の「検索」ボタンをクリックします。

  


13. 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。

品番例:NDN26490S-DK9

  

     

         


 [品番検索]では、器具品番の前方3 文字までの入力でも検索が可能です。


  一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。

  


14. 選択した照明器具の内容が表示されますので、確認の上「OK」をクリックします。

 【照明器具】タブ                   【灯具詳細】タブ

  


15. [器具リスト]に品番が追加されました。

      続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、図面上の器具図形 ○ の中心をクリックして、配置していきます。

  


16. すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。

  



 このチュートリアルでは、器具種類ごとに選択、配置を行いますが、

 連続して別種類の器具を配置することも可能です。

 その場合は、「完了」で閉じずに「検索」をクリックして器具を追加し、

 図面上に 配置していきます。

 すべての種類を配置できましたら、「完了」で閉じます。



17. 器具が配置されました。※下図、赤色のが、配置したダウンライトになります。

  

  


 ■器具座標を変更する場合は


  器具の位置や角度を変更する場合は、座標で変更します。

  図面上の器具を選択すると該当器具の座標がフォーカスされますので、値を変更します。

  



18. 続けて、別品番のダウンライトを配置します。

 「部屋」(例:カフェ)にある「挿入」をクリックし、「器具」を選択します。

   


19. 下図の「検索」ボタンをクリックします。

   


20. 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。

品番例:NNN62721W+NNN82200-LE1

  

                                               

  一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。

  


21. 【照明器具】タブにあります「シンボル」をに変更後、【灯具詳細】タブの内容を確認し、「OK」をクリックします。

  【照明器具】タブ                【灯具詳細】タブ

  


22. [器具リスト]に品番が追加されました。

      続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、図面上の器具図形の中心をクリックして配置していきます。

  


23. すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。

  


24. 器具が配置されました。※下図、赤色のが、配置したダウンライトになります。

  


25. 次に、ペンダントを配置します。

    「部屋」(例:カフェ)にある「挿入」をクリックし、「器具」を選択します。

  


26. 下図の「検索」ボタンをクリックします。

  


27. 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。

品番例:LGB15041BF

  

                                                       

  一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。

  


28. 【照明器具】タブにあります「シンボル」をに変更後、【灯具詳細】タブの内容を確認し、「OK」をクリックします。

   


29. [器具リスト]に品番が追加されました。

      続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、図面上の器具図形の中心をクリックして配置していきます。

  


30. すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。

   


31. 器具が配置されました。※下図、赤色のが、配置したペンダントになります。

  


32. 続けて、ブラケットを配置します。

    「部屋」(例:カフェ)にある「挿入」をクリックし、「器具」を選択します

  


33. 下図の「検索」ボタンをクリックします。

  


34. 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。

品番例:LGB81501-LE1

  

                                       

  一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。

  


35. 選択した照明器具の内容が表示されますので、確認の上「OK」をクリックします。

  【照明器具】タブ                     【灯具詳細】タブ

  


36. [器具リスト]に品番が追加されました。

続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、「水平角」「器具取付高さ」を変更し、

図面上の器具図形□の中心をクリックして配置していきます。

  



 [水平角(Z 軸回転)]については【4.9 照明器具 取付方向の定義】をご参照ください。



37. すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。

   


38. 器具が配置されました。※下図、赤色のが、配置したブラケットになります。

   


39. 次に、照度計算を行います。「計算」をクリックします。

  


40. 照度分布図が作成されました。計算結果を確認します。

  


41. 最後に印刷を行います。[ドキュメント作成]モードに移動します。

メニュバーの「ファイル」-「印刷」で印刷します。

  ※プロパティから「用紙サイズ」「縮尺」等を入力し、「更新」をクリックしますと、レイアウトが変更できます。

  

                 

  



 [チェックボックス]について

  チェックされたドキュメントが、出力される対象になります。

  各ドキュメントをメインビューで確認、編集したい場合は、

  ツリーの該当ドキュメントをクリックすれば、メインビューに表示されます。


 [ドキュメント作成]モードについて

  ドキュメント作成モードでは、画像やテキストの挿入などの簡易な編集や、

  フロア全体の表示、印刷なども可能です。

  詳細は【6.1 ドキュメント作成】をご参照ください。