3.3 カフェの照度計算 / 屋内 / 下絵取込機能
■このチュートリアルでできること 下絵(BMP)を読込み、部屋の作成や器具の配置方法を学びます。 屋内の計算方法を学びます。 ■ご参考 下絵で読込み可能なフォーマットは、JPEG,BMP,TIFF,PNG になります。 |
■計算条件
計算タイプ |
:屋内 |
カフェのサイズ |
:図面より読み取ります。 |
天井高さ |
:3m |
作業面高さ |
:1m |
反射率 |
:天井:50% 壁:30% 床:10% |
照明器具品番(ダウンライト①) |
:NDN26490S-DK9 取付高さ: 3m |
照明器具品番(ダウンライト②) |
:NNN62721W+NNN82200-LE1 取付高さ: 3m |
照明器具品番(ペンダント) |
:LGB15041BF 取付高さ: 3m |
照明器具品番(ブラケット) |
:LGB80551-LB1 取付高さ: 2m |
床面から1mの高さの照度を求めます。
【BMP図面】
■完成図
- [プラン]モードで「開く」の「…」をクリック、「新規プロジェクトを追加」を選択します。
- [プロジェクト情報]ダイアログが開きますので、「件名」(例:P社研修施設)を入力し「OK」をクリックします。
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- ツリーに「プロジェクト」(例:P社研修施設)が作成されますので、「+」をクリックします。
- [フロア・屋外情報]ダイアログが開きますので、次のように設定します。
入力ができましたら「OK」をクリックします。
- ツリーに「フロア」(例:1階)が作成されますので、「…」をクリックし「図面」を選択します。
ファイルを開くダイアログでファイルタイプを「イメージファイル」に変更します。
最後に読込む画像ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
- 図面が読込まれますので、スケールを設定します。
図面上の2点をクリックして指定し、2点間の「距離」をミリ単位で入力します。
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「距離」の入力ができましたら「完了」をクリックします。
- 図面が読込まれました。
- 次に、部屋を作成します。読込んだ図面から部屋形状を読み取っていきます。
ツリーの「フロア」(例:1階)にある「…」をクリックし、「部屋」-「多角形入力」を選択します。
- 部屋形状の頂点を、+カーソルで選択し指定していきます。指定は、一筆書きで連続して行います。
スタートした地点まで戻りますと、部屋形状が確定されます。
※時計回り、反時計回りのどちらからでも選択できます。
- 部屋形状の確定後に、「部屋入力」ダイアログが表示されます。
部屋名と作業面の高さを入力し、「OK」をクリックします。
■部屋形状の編集を行う場合 ツリーの「カフェ」を選択後、画面上部に表示される「図形編集」をクリックし、 図面上で頂点を移動して変更、もしくは、座標の値を変更します。 |
- 次に、照明器具を配置します。
「部屋」(例:カフェ)にある「…」をクリックし、「器具」を選択します。
- 下図の「追加」ボタンをクリックします。
- 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。
品番例:NDN26490S-DK9
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一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。
- 選択した照明器具の内容が表示されますので、確認の上「OK」をクリックします。
【照明器具】タブ |
【灯具詳細】タブ |
- [器具リスト]に品番が追加されました。
続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、図面上の器具図形 ○ の中心をクリックして、配置していきます。
- すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。
このチュートリアルでは、器具種類ごとに選択、配置を行いますが、連続して別種類の器具を配置することも可能です。 その場合は、「完了」で閉じずに「検索」をクリックして器具を追加し、図面上に配置していきます。 すべての種類を配置できましたら、「完了」で閉じます。 |
- 器具が配置されました。※下図、赤色の●が、配置したダウンライトになります。
■器具座標を変更する場合は 器具の位置や角度を変更する場合は、座標で変更します。 図面上の器具を選択すると該当器具の座標がフォーカスされますので、値を変更します。 |
- 続けて、別品番のダウンライトを配置します。
「部屋」(例:カフェ)にある「…」をクリックし、「器具」を選択します。
- 下図の「追加」ボタンをクリックします。
- 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。
品番例:NNN62721W+NNN82200-LE1
一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。
- 【照明器具】タブにあります「シンボル」をに変更後、【灯具詳細】タブの内容を確認し、「OK」をクリックします。
【照明器具】タブ |
【灯具詳細】タブ |
- [器具リスト]に品番が追加されました。
続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、図面上の器具図形の中心をクリックして配置していきます。
- すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。
- 器具が配置されました。※下図、赤色のが配置したダウンライトになります。
- 次に、ペンダントを配置します。
「部屋」(例:カフェ)にある「…」をクリックし、「器具」を選択します。
- 下図の「追加」ボタンをクリックします。
- 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。
品番例:LGB15041BF
一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。
- 【照明器具】タブにあります「シンボル」をに変更後、【灯具詳細】タブの内容を確認し、「OK」をクリックします。
- [器具リスト]に品番が追加されました。
続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、図面上の器具図形の中心をクリックして配置していきます。
- すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。
- 器具が配置されました。※下図、赤色のが、配置したペンダントになります。
- 続けて、ブラケットを配置します。
「部屋」(例:カフェ)にある「…」をクリックし、「器具」を選択します
- 下図の「追加」ボタンをクリックします。
- 照明器具検索ダイアログが起動しますので、品番を入力、ボタンをクリックします。
品番例:LGB81501-LE1
一覧から該当品番を選択し「OK」をクリックします。
- 選択した照明器具の内容が表示されますので、確認の上「OK」をクリックします。
【照明器具】タブ |
【灯具詳細】タブ |
- [器具リスト]に品番が追加されました。
続けて、[器具配置方法]の「単体配置」を選択し、「水平角」「器具取付高さ」を変更し、
図面上の器具図形□の中心をクリックして配置していきます。
[水平角(Z 軸回転)]については【4.9 照明器具 取付方向の定義】をご参照ください。 |
- すべて配置できましたら、「完了」をクリックします。
- 器具が配置されました。※下図、赤色の■が、配置したブラケットになります。
- 次に、照度計算を行います。「計算」をクリックします。
- 照度分布図が作成されました。計算結果を確認します。
- 最後に印刷を行います。[ドキュメント作成]モードに移動します。
メニュバーの「ファイル」-「印刷」で印刷します。
※プロパティから「用紙サイズ」「縮尺」等を入力し、「適用」をクリックしますと、レイアウトが変更できます。
[チェックボックス]について チェックされたドキュメントが、出力される対象になります。 各ドキュメントをメインビューで確認、編集したい場合は、 ツリーの該当ドキュメントをクリックすれば、メインビューに表示されます。 [ドキュメント作成]モードについて ドキュメント作成モードでは、画像やテキストの挿入などの簡易な編集や、フロア全体の表示、印刷なども可能です。 詳細は【第6章 ドキュメント】をご参照ください。 |