
ビルなどの施設用から一般の家庭用まで、空調設備の施工を幅広く手がけられている桝谷さんは、有限会社エム・エー・エス設備の2代目社長さん。家業を引き継がれてほぼ10年、“最初は工具類の扱い方さえわからなかった”そうですが、いまではすっかりこの道のプロ。14.4Vリチウムイオン電池搭載のドリルドライバーが右腕です。
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当社が推奨する金工ホールソー作業はφ21mmまでです(SPC・板厚1.6mm・Highモード時)。
φ21mmを越える穴あけを行う場合は、十分にご注意ください。
桝谷さんが普段お使いの先端工具。石こうボード・鉄板・ALC用などの各種ホールソー、木工ドリル、多段ドリルなど、穴あけに使う道具が多数を占めています。
ドリルドライバーは
どのような作業に活躍していますか?
主にホールソーでの穴あけですね。石こうボードなら直径110ミリくらい、住宅用の厚さ1〜2ミリ程度の鉄板なら直径60ミリでも80ミリでもあけられますよ。
ずいぶん大きな穴あけにお使いですね。
ええ、14.4Vになってからパワーがありますから。家庭用のルームクーラー取り付けくらいなら、すぐ穴があくんですよ。
12Vのドリルドライバーではできなかった?
14.4Vになってからですね。それまでは24Vのハンマーか、ダメなら100Vのを使っていましたが、たいていこれで穴あけできますね。

14.4Vの一番の魅力はパワーですか?
それとチャックが大きくなったことですね。いままでのようにもうひとつチャックを付けて、それからホールソ−を付けてという面倒くささがなくなりました。なんでもチャックにかむもんだから、一度コンクリート用のホールソーを付けてチャレンジしてみたんですが‥。
コンクリートに穴あけですか?!
直径80ミリくらいのを付けて床をずーっとやってたら、多少はいったんですが、最後まではやっぱり無理で‥。 結局工具をダメにしてしまって、また買い直しました(笑)。いくらパワーがあるからといって、無茶な使い方はいけませんね。
工具本体、予備の電池パック、充電器、先端工具などをスッキリ収納。
電池の持ちはいいですか?
1回充電してからの使用時間は長いですね。12Vはしばらく使わなかったら放電してしまって、次に使うときに動かなかったりしたんですが、14.4Vにはそれがないです。だから充電回数も少ないです。
電池そのものの寿命はいかがですか?
使い始めて1年以上経ちますが、全然へたってないですね。12Vの電池はいろんな工具に使いまわすので、2年ももたなかったけど、14.4Vがどのくらいもつのか、これから楽しみですね。
そのほか気に入った点などありますか?
小物入れが付いたケースは便利ですね。いろんなビットが入れられるので重宝しています。



