ブレーカー・分電盤:ブレーカーのはたらき:過電流
過電流
分岐ブレーカーの容量をオーバーしたとき
分けられた一つひとつの分岐回路には、回路毎に分岐ブレーカーが付いています。各回路に流せる電流には 限界があり、それを超えて電気が流れると電線に発熱が起こり、損傷する恐れがあります。
通常一般家庭の分岐ブレーカーに流せる電気量(消費電力)は、20Aで100Vの場合20A×100V=2,000Wとなっており、2,000Wを超えると、配線の許容電流値20Aを超える為、分岐ブレーカーがOFFになり配線を保護します。
主幹ブレーカーの容量をオーバーしたとき
主幹ブレーカーは、電気を使いすぎた場合、家庭内のすべての電気を遮断します。
たとえ、各分岐ブレーカーの容量を守っていても、消費電力の合計が主幹ブレーカーの容量を上回ると電気は 遮断されます。