Architect’s Voice

フレキシードと建築家

空間の可能性を広げる、自由自在な分電盤
「FLEXIID(フレキシード)」。
その可能性に応えた建築家たちの
空間づくりから、
分電盤のこれからを見つめます。

Case1.

背景に美しく溶け込むデザインが
非住宅空間の可能性を広げる

各務 謙司(カガミ建築計画)

各務 謙司さん

Case2.

インテリアのように連接配置できる
拡張性が住空間の可能性を広げる

粕谷 淳司(カスヤアーキテクツオフィス)

粕谷 淳司さん

Case1.

背景に美しく溶け込むデザインが
非住宅空間の可能性を広げる

各務 謙司(カガミ建築計画)

フレキシードと各務 謙司さん

分電盤を、
現代アートみたいに見せられたら

ハイエンドな家具・インテリアショップが集う、東京都港区の骨董通り。この地への事務所移転に際し、FLEXIID(フレキシード)を採用されたカガミ建築計画の各務さんと、共同設計者である田口さん(TAGKEN・田口建設)に、その背景について伺いました。

各務さん
僕ら建築家は、設計時に設備や素材について考えるとき、目立つものと隠すものを同時に考えます。例えば壁に大理石を用いることで上質感が生まれますが、その空間に必要な設備はなるべく存在感を抑えたい。 FLEXIID(フレキシード)はまさに、隠すための分電盤。見せる素材と隠す設備を組み合わせることで、現代アートみたいな面白い空間ができると考えました。

田口さん
これまで分電盤は意匠的に見せたくないものでしたが、物理的に隠してしまうと停電時などいざというときに使えない。アクセスしやすいところに設置できるのが良いですね。

廊下の壁面に埋め込むように設置されたフレキシード

分電盤が、
少し浮いているような納まりに

各務さん
この新しい事務所は、築47年のヴィンテージマンションをリノベーションしたもの。廊下にあった古い分電盤は当初、背面のトイレ内のキャビネットに隠す予定でした。でもFLEXIID(フレキシード)なら、見せるデザインにできる。そう考えて、廊下に分電盤の厚みの分だけニッチをつくって埋め込むことにしたんです。

田口さん
FLEXIID(フレキシード)は、正面から取り付け可能なのが大きなメリットだと思います。周囲3㎝くらいしかない隙間の中にも施工できる。だからこそ実現できた納まりかなと思いますね。マンションだと複雑な配線が絡んでいて、分電盤って大きく動かせないんです。FLEXIID(フレキシード)みたいにシームレスに納まる設備だと提案しやすいですね。

各務 謙司さんと田口 彰さん
各務 謙司(カガミ建築計画)・
田口 彰(TAGKEN・田口建設)

求めていたのは、余白のあるデザイン

各務さん
やっぱり分電盤ってある種の必要悪というか、無くてはいけないもの。それをいかにポジティブに見せるか。住宅であれば隠すために費用をかけられても、今回のような事務所だとその費用を見せるデザインに使いたい。 FLEXIID(フレキシード)なら可能性が広がりますね。

田口さん
こうした取り組みは、パナソニックだからこそやらなくてはならなかったと思っています。建築家が設備に求めるのは、空間を引き立たせるための余白。これをもっと広めてもらいたいです。

各務 謙司さん

各務 謙司

カガミ建築計画

建築家。一級建築士、マンションリフォームマネジャー。マンションの高級リフォーム・リノベーションの第一人者として第一線で活躍。

田口 彰さん

田口 彰

TAGKEN(株式会社田口建設)

建築家。一級建築士。首都圏を中心にデザインビルドとして注文住宅、リノベーション、店舗の建築に携わる。

カガミ建築計画株式会社

カガミ建築計画株式会社 新事務所

2025年11月に、白金台の旧事務所から移転。お客様とのショウルーム巡りと事務所での打合せをシームレスな体験とするため、カガミ建築計画とザ・ライブラリーとの共同設計での取り組みで、骨董通りのヴィンテージマンションをオフィスにリノベーション。

ザ・ライブラリー

The Library(ザ・ライブラリー)

「カガミ建築計画」と「TAGKEN」が共同で運営しているリノベーションブランド。長年マンションリノベ業界を牽引してきた経験豊富なデザイナーとVRCG技術、確かな施工技術のコラボレーションにより、高級デザインリノベーションの世界に今、新たな風を吹き込みます。

Case2.

インテリアのように連接配置できる
拡張性が住空間の可能性を広げる

粕谷 淳司(カスヤアーキテクツオフィス)

キッチン・リビングから玄関までの動線

見通しも風通しもいい家に、
違和感のない分電盤を

長野県の田園風景が広がる、のどかなエリアに建てられた戸建て住宅。そこにFLEXIID(フレキシード)の採用を提案いただいた、カスヤアーキテクツオフィスの粕谷さんに、その背景について伺いました。

粕谷さん
この家はとても細長い家なんです。この形が導かれたのは、窓の外に広がる景色を見ながら生活したい、という建築主のリクエストがあったから。玄関からキッチン・リビングまで家の中でいちばん長さの取れるところを、そのまま景色が見えるように設計しました。

特徴的なのは、長手方向に家事や生活のための裏の動線と、友人や客人が通る見せるための表の動線の二本、この家を貫く背骨のようなものがあることです。扉も基本的に引き戸にして、普段は開けっ放しにできるようにしています。見通しも風通しもいい家だからこそ、設備には違和感のないデザインを求めました。

洗面室に連接配置されたフレキシード

空間に美しく納まる、連接配置

粕谷さん
これまでの分電盤って、丸みを帯びていたり色がクリーム色だったり、見ていて引っ掛かりのあるものが多かったと思うんです。だから建築家は、ウォークインクローゼットなどに隠すように設置したくなる。でも分電盤は本来、停電時など何かあった時すぐにアクセスできないと、意味を成さないんですよね。

FLEXIID(フレキシード)を初めて見たとき、こういうのが欲しかったんだと思いました。これだったら今回の裏の動線、家事や生活のための動線であれば、堂々と見えていて支障がない。必要なものが使いやすいところにある、という状態にできると考えました。

今回は分電盤・情報盤・太陽光発電盤の三つの盤を洗面室に設置しました。昔は分電盤一つでしたが今は複数あるのが一般的なので、隙間なく並べられるのが良いですね。設計者としては隙間をミリ単位でコントロールしたいので。施工者もスムーズに取り付けられたと言っていました。

フレキシードと粕谷 淳司さん

いいデザインって、
おいしい水みたいなもの

粕谷さん
デザインって、上手くいっていると見たときに引っ掛かりがない。よく水の味に例えたりするんですけど、おいしい水みたいにすっきりして違和感がないのが、いいデザインだと思うんです。

分電盤のような設備も同じで、建築ってどうしても長く使うものなので、飽きずに違和感なく使えるかどうかが大事。 FLEXIID(フレキシード)がそういう観点でデザインされていることはうれしく思いますね。

粕谷 淳司さん

粕谷 淳司

カスヤアーキテクツオフィス

建築家。一級建築士。人々の生活と空間デザインの関係を探求し、戸建住宅、集合住宅、商業施設、生産施設、オフィス、ランドスケープ、展示会場構成など、幅広い分野で創造的かつ実践的なデザインを行なっている。

川中島の住宅
©Masaya Yoshimura

川中島の住宅

のどかな田園風景の中に佇む戸建て住宅。長手方向に配した一面の窓からは近隣の大きなケヤキを望むことができる。2025年12月完成。

空間の可能性を広げる、
自由自在な分電盤。

フレキシードの設置イメージ
フレキシードのサイズ

100mmの薄型でフラットな形状と、建築モジュールに沿った50mmピッチの多彩なサイズ。
縦も横も自由自在に設置が可能で天井や壁面に隙間なく設置できます。

設計者に新たな自由をもたらし、デザインの可能性を大きく広げ、空間の背景に美しく溶け込みます。

建築家(成瀬 友梨 氏)インタビュー

建築家(成瀬 友梨 氏)インタビュー動画

「設置できるスペースの選択肢が広がる。」

建築家
成瀬 友梨 氏

<PROFILE>
2007年猪熊純氏とともに成瀬・猪熊建築設計事務所設立。主な作品に「LT城西」「OPEN CAVE」。主な著書に、『シェア空間の設計手法』、『子育てしながら建築を仕事にする』。

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