vol.06 住宅用火災警報器は家じゅうにお知らせする「連動型」を
vol.06
寝室や子ども部屋など、
人が眠る部屋には
住宅用火災警報器の
設置が義務付けられて
います。
万一は早期の気づきがカギ。火元以外の
部屋にも一斉にお知らせするタイプを。
このコラムのポイント
火災は減少傾向も、
やはり多い逃げ遅れ。
火災を知らせる住宅用
火災警報器の重要性が
増しています。
過去30年を振り返ると、(直近では増加傾向も)火災件数は減少傾向。
一方、死者数はほぼ横ばいなので、結果として死亡率は増加。
※1 出典 : 総務省消防庁 令和6年版 消防白書「住宅火災の死に至った経過別死者発生状況〈放火自殺者等を除く〉(令和5年中)」を加工して作成
※2 出典 : 総務省消防庁 令和6年版 消防白書「住宅火災における年齢階層別死者発生状況〈放火自殺者等を除く〉(令和5年中)」を加工して作成
住宅用火災警報器は、
設置場所によって、
検知する方式が
定められています。
煙を感知する「煙式(けむり当番)」と、
熱を感知する「熱式(ねつ当番)」とがあります。
煙 式(けむり当番)
火災の多くは、まずはじめに
煙が立ち昇るため、早期発見
に適した方式です。
寝室階段廊下居室
などに設置
熱 式(ねつ当番)
調理による煙や水蒸気など
を、誤って火災として感知し
にくい方式です。
台所などに設置
- 注)台所に煙式の設置を義務付けている市町村もあります。詳しくは所轄消防署にご確認ください。
消防法では、最低限
寝室には住宅用火災
警報器を
設置することが
義務付けられています。
寝室がどこにあるかによって、設置が必要な
箇所数も変わってきます。
もしもの火災に
いち早く気づくために、
部屋間で連動して
お知らせする「連動型」を
設置しましょう。
最大15台連動 (親器1台+子器14台)
火元で検知してから約0.5~10秒※で、他の部屋の警報器と連動して一斉にお知らせ。煙が広がるよりも先に火災を知ることができ、万一の時に、家族で早期対応ができます。
- ※周囲の環境によっては20秒程度かかることもあります。
特に「高気密・高断熱住
宅」には、
どの部屋にも
火災発生がいち早く
伝わるしくみを。
快適で省エネな
「高気密・高断熱住宅」が
増加。
近年広がりを見せている
高気密・高断熱住宅
- 室内温度を一定に保つことができる。
- 快適なだけでなく、空調を
効率的に活用できる。 - 省エネにもつながり、人気に。
静かな反面、隣室などの
警報が聞こえにくい
リスクも。
高気密・高断熱住宅は…
- 防音性・遮音性も高く、
静かな空間をつくりやすい。 - 日常生活ではメリットとなる反面、非常事態に発せられる警報などが聞こえにくくなるリスクがある。
どこで火災が発生しても、
どこに住人がいても、
非常事態が伝わる
しくみが必要。
各部屋での設置位置を
ご紹介
国や地方自治体が定める場所に加えて、
安心のためにプラスしておくのがおすすめです。
: 住宅用火災警報器設置位置
さらなる安心のために
設置する場所
リビング×1・キッチン×1
設置基準で定められた場所※
階段×1
- ※設置基準の詳細は市町村条例によって定められていますので、住宅用火災警報器を設置の際は、必ず各市町村の所轄消防署でご確認ください。
義務で設置する場所
寝室×1・子ども部屋×2