私は、福井県にある注文住宅の総合メーカー「永森建設グループ」で、設計を担当する「アイ設計事務所」の所長をしています。私たちの家づくりのモットーは日本の暮らしのよさが「受け継がれる住まい」をご提供することで、常日頃、お客さまには「美しさ」「陰影」「室礼」といった日本文化を継承する設計思想をご提案しています。 |
住まいの美しさとは、「全体を細部まで整えることによって醸し出されるもの」と考えているので、スイッチの形状も色々と検討しました。アドバンスシリーズは、どんな空間にも溶け込むように存在感をおさえたカタチがいいですね。家内も「アドバンスシリーズはシンプルでスッキリしていて採用してよかった」と喜んでいます。 |
塗り壁に調和するマット仕上げも、日本人の美意識に応える質感なので気に入っていますが、壁の色とのマッチングには神経を使いましたね。完成してみると、スイッチが思っていたより若干白かったので、壁の色をもう少し白くしておけばさらに満足度が上がったことでしょう。図面上ではOKでも、現場を見てみなければ分からないことって結構ありますから、これをいい経験にスイッチプレートと壁の色の絶妙な組み合わせを勉強したいと思います。 |
アドバンスシリーズは、存在感をおさえたデザインとマットな手触りだけでなく、ほたるランプが夜にきれいで気に入っています。暗闇にほんのりと白く浮かび上がるランプは「妖艶」というか「艶」がありますよね。従来の緑色に慣れているからかもしれませんが、和でありながらスタイリッシュなこの家の空間には、アドバンスシリーズのこのランプがイメージ通りでした。いままでのスイッチとちがい押す場所が光っているのも使いやすくていいですね。 |
建築デザインと一体になって明かり空間を創り出す間接照明には、建築化照明が最適です。さらにその効果を高めるのがアドバンスシリーズのタッチ調光スイッチとの組み合わせです。 |
設計者の立場としては、今のアドバンスシリーズに満足しています。欲を言えば、色やテクスチャーに選択肢がさらに増えれば嬉しいですね。材質もマット以外にザラザラや凸凹など、日本的な質感があれば面白いと思います。それと、まだまだ日本の個人住宅には馴染みの薄い「建築化照明」を普及させたいですね。そのためにも陰影による情緒豊かな明かり空間の可能性をもっと探ってゆきたいと思います。 |
〈本社〉〒918-8203 福井市上北野1丁目7番7号 お問い合わせ 0776-52-0005 URL http://www.eshin-group.co.jp