南海の夜空に凜と浮かぶ名城。

おもてなしの灯りで浮かび上がる夜城に往時を偲ぶ。おもてなしの灯りで浮かび上がる夜城に往時を偲ぶ。

土佐藩の初代藩主・山内一豊により築かれた南海の名城・高知城。1601年(慶長6年)に築城が始められ、完成まで10年を要した平山城である。城下町の大火で、追手門を残しほとんどの建物を焼失したが、1753年(宝暦3年)に再建。三層六階の望楼型天守は、創建当時の姿がそのまま踏襲された。この天守をはじめ、追手門、正殿、詰門、黒鉄門など、15の建造物が、国の重要文化財に指定されている。
全国的にも貴重な名城として多くの観光客が訪れる高知城は、昼の雄姿だけでなく、日没後の幻想的な夜姿も有名だ。春の「高知城花回廊」をはじめ、夏秋冬のお城まつりなど、四季を通じて趣の異なる夜間イベントが実施され、日本三大夜城にも選ばれている。
その人気の夜城をより美しく、より多彩な色で浮かび上がらせ、さらには省エネと安全性の向上を考慮して、照明設備のLED化が行われた。新たに導入されたのは、ハイパワーのLEDカラー投光器「ダイナペインター」。ムラのない美しい光で天守を均一に染め上げ、南海の夜空に浮かぶ凜とした高知城を創出。来るたびに異なる夜城を観てもらいたいという心配りで変えられる色彩も、よりはっきりとした色を再現できるようになった。城を引き立てるおもてなしの灯りが、往時を偲ばせる名城の夜姿を照らし続けるのである。

高知城 | ライトアップ演出用照明器具(LEDカラー演出照明)|納入事例 |
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所 在 地 高知県高知市
施   主 高知県
使用器具 ダイナペインター6 狭角(RGB)×2台
ダイナペインター6 中角(RGB)×2台
ダイナペインター6 広角(RGB)×1台
LEDカラー制御盤 16回路×1台
施工・電気工事 株式会社片岡電気工事
リニューアル 2017年11月

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