オフィス照明
オフィス照明設計の考え方
多様性への対応が求められるオフィスにおいては、仕事内容や気分に合わせ場所や時間を自由に選ぶ働き方が主流となり、執務作業もモバイルPCの操作・閲覧が主流となりました。加えて、省エネルギー(ZEB)の観点から、オフィスビルの総電力を抑える政策も広まっています。
日本規格協会が策定する「屋内照明基準_JISZ9125(2023)」では、作業面の照度推奨値は、執務室で750 lx・会議室・応接室(打合せコーナ)では500 lxと設定されていますが、合わせて、適切な空間の明るさに配慮した照明計画をおこなえば、エネルギー的に優位な1ランク下での照度値(執務室では500 lx)で設計可能と定められています。
本節では、一般的な執務室(均一照明で設計するコワークエリア)において、適切な「空間の明るさ」を確保しつつ、省エネ対応型の500 lx設計を実現する具体プランを紹介します。
Feuの目安と照明手法
執務室は、日常的に長時間のデスク作業が想定されることから、陰鬱な印象を回避することも重要です。水平面の照度値が同じ空間でも、壁面や天井面を明るくする(輝度を確保する)ことによって、空間の明るさを効果的に確保することができます。
言い換えれば、照明工夫によって空間の明るさを維持しながら、水平面の照度は作業に必要なレベルまで調整し、適切な省エネを図ることも可能になります。
図1に「事務所・会議室におけるFeu値の目安」を、図2に「照明工夫によって空間の明るさを向上させた例」を、図3に「空間の明るさを確保しやすい天井直付型照明器具の例」を示します。
図1 事務所・会議室におけるFeu値の目安
図2 照明工夫によって空間の明るさを向上させた例
改善前
改善後
スポットライトで壁面を照射
空間の明るさを確保しやすい直付型器具を追加
図3 空間(天井面)の明るさを確保しやすい天井直付型器具の例
(a)SmartArchi BaseLight(ベースライト)
(b)一体型ベースライトSBシリーズ
設計例・納入事例
オフィス照明の設計例と納入事例をご紹介します。
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