スペースプレーヤー貸出し体験者の声
“今までにない”自転車店にするために
自転車に取り付ける電池の要らないアシストギア「フリーパワー」がテレビ番組で取り上げられ、爆発的ヒットとなったサイクルオリンピック。2018年8月にオープンした国分寺店は「フリーパワー」のみを取り扱う専門店の第1号です。
「フリーパワーの旗艦店として今までにない自転車店を目指しました。商品を見るだけではなく、納得するまで試乗できるスロープを店内につくったり、自転車関連の雑誌を読んだりお茶を飲んだりと、くつろげるカフェのような空間もプラスしました。用事がなくてもフラッと来て楽しめるような場所にしたかったんです」というのは、店舗演出を担当した山口さんです。
山口さんはデザインするにあたって、いろんな店舗を見て回りました。自転車店以外にもカフェをはじめ他業種の店舗など、かなりの数を研究したそうです。
「壁面演出に、プロジェクターを使いたいと考えていました。そんな話をすると、工事担当者が“スペースプレーヤーなら床にも投影できる”と教えてくれたんです」
興味を持った山口さんはさっそくスペースプレーヤーのホームページを確認。さまざまな使い方があるのを知り、いろんな演出の可能性がありそうだと、まずは貸出しを申し込まれました。
工事中に投映イメージを確認できる安心感
貸出し用のスペースプレーヤーが届くと、内装工事中でしたがすぐさま設置。場所は正面エントランスの真上です。お客様が店内へ足を一歩踏み入れたスペースに映像を映し出す計画でした。
「店内の床はフローリング調に仕上げる予定でしたが、貸出しの機器で映像を投映したときは、まだ工事中でコンクリートのままでした。でも、かえって映像がきれいにみえると判断し、入り口部分はコンクリートでいこうと決めました。新コンセプトの店舗なので細部まで演出にはこだわっていたのですが、事前に貸出しができたことでベストな検討ができたのはよかったですね」
貸出し期間中は、社内関係者が実際の商品を確認するために、個別に店舗を訪れてチェックを行いました。「実際に目で見て納得してもらえたので、社内での導入決済もスムーズに進みました」
季節ごと、閉店後まで魅せる演出を
オープン後、ハロウィン、クリスマスとイベントを迎え、スペースプレーヤーでそれぞれ季節に合わせた映像でお出迎え演出。山口さんは他店舗での、新たな活用の可能性も感じています。
「天井の高い自転車店がいくつかあります。昔は、天井近くの壁面にも自転車を飾ることが多かったのですが、一度上げてしまうと下ろすのが大変です。でも、そこをスペースプレーヤーで演出できるなと思ったんです。手の届かない空いてしまった空間を演出する手法として非常にいいですね」
今後スペースプレーヤーでの新しい演出もすでにいくつか構想があるそうですが、まずはタイマー機能を活用して、閉店後24時ぐらいまでスペースプレーヤーを点灯する予定。「玄関はガラス張りなので、営業時間後も道行く人に楽しんでもらえたらなと思っています。夜暗くなると、さらにきれいに映し出されるので」
閉店後もスタッフに代わってお客様を楽しませる一役を、スペースプレーヤーが担うことになりそうです。
FREE POWER shop 国分寺
住所 東京都国分寺市本町4-12-1
電話番号 042-402-6333
営業時間 10:00 〜 18:30
定休日 毎週木曜日