木造化+ZEB化による環境配慮型店舗を実現。
ランニング・フリーに近い省エネ性と快適性を両立。
株式会社オートバックスセブン様[東京都]
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オートバックス・プロパティデベロップメンツ株式会社
一級建築士
吉田 和弘 様 -

オートバックス宇部厚南
店長
末長 真 様
企業としてのSDGsや脱炭素化への取り組みの一環として、店舗の木造化およびZEB化を推進。2024年から農林水産省と「店舗新築時における建築物木材利用促進協定」を締結されています。パナソニックをZEBプランナーとしてLED照明器具、高効率空調、全熱交換器等を採用された3店舗目において、「Nearly ZEB」を取得されました。
環境配慮型の店舗実現に向けて
木造化と同時にZEB化に挑戦
株式会社オートバックスセブン様は、カーライフストア「オートバックス」の展開をはじめ、ディーラーや中古車買取・販売、国内外へのカー用品卸売りなど、クルマをはじめとしたモビリティに関するさまざまな事業を展開されている企業です。
オートバックス・プロパティデベロップメンツ株式会社様は、オートバックスグループの不動産事業を担う会社として時代や地域特性に応じた店舗開発を行われています。
ロードサイド型店舗は、コストや工期の観点から鉄骨造が一般的ですが、同社の吉田様は店舗の木造化について、社会的に注目されるずっと以前から検討されていたとおっしゃいます。「オートバックスの標準的な店舗面積は約1,000㎡規模であり、柱位置などの構造上の問題と、併設されている自動車整備工場(ピット)の防火規制に配慮しなければならないことから、採用を見送っていました」。その後、コロナ禍で鉄骨の調達が困難になったことを契機に新たな手段として木造化を再度検討されることに。コスト面でも鉄骨と比較して大差なく、納期も計画通りに進められるとの試算が得られ、採用に踏み切られたとおっしゃいます。
また、企業の社会的責任としてSDGsや脱炭素などの環境配慮が求められる社会背景も追い風に。そこで、木造店舗化するだけでなく、ZEB化にも挑戦することで、企業としての脱炭素社会への貢献を示すと同時にお客様をお迎えする店舗としての快適性や魅力にもつながると判断され、取り組まれることとなりました。
オートバックス宇部厚南様でご採用いただいている主なパナソニック製品
顧客の滞在時間が延び単価がアップ。
作業環境も向上し従業員満足度も向上
ZEB化にあたっては、ZEBプランナーとしてパナソニックに企画段階からご相談。「以前からパナソニックには照明プランを依頼しており、営業の方と信頼関係を築いてきました。今回のZEB化という新たな取り組みにおいても企画検討の早い段階から相談し、安心して任せられると確信できたので、挑戦することができました」。
オートバックスグループ様においては、こうして木造化とZEB化を同時実現した環境配慮型店舗の1号店である佐賀大和インターが2024年4月に、続いて2号店となる四国中央店が同年10月にオープン。2025年9月には3号店となる宇部厚南をオープンされました。いずれの店舗にもパナソニックの高効率空調、全熱交換器、LED照明をご採用いただき、1店舗目と2店舗目では「ZEB Ready」を、3店舗目では「Nearly ZEB」の認証を取得されています。
店内は天井のトラスをあらわしにすることで開放感のある木質空間に。設備面ではこれまでの店舗にはなかった全熱交換器を導入することで、外気流入時の熱ロスを抑え、空調負荷を軽減しています。LED照明はセンサと組み合わせて制御することでさらなる省エネ化を図っています。
宇部厚南店長の末長様からは、「店舗は天井が高く照明も明るいため、陳列した商品が見やすくなっています。そのため、お客様の滞在時間も延び、購買単価の向上にもつながっています。また、従業員がいつも目にする位置にBELSの評価プレートを設置していることで、従業員の環境意識も上がりました。以前と比べて空調の温度設定が緩くても快適です。冬場でもほぼ自家消費で電力を賄えるほどでランニングコストの低さに驚いています。これから夏を迎えますが、店舗の利益に貢献してくれると思います」と、笑顔でお答えいただきました。また、「自動車の整備をするピットにも高性能の空調と換気の設備が整っているため、従業員からも快適に作業ができると好評です」と高く評価いただきました。
従来の店舗では冬場に空調の設定温度を高くしても暖まりにくいといった課題がありましたが、ZEB化された店舗では21℃程度の低い温度設定でも十分暖かく感じるとのこと。「特に自動車整備工場の方は開口部が広く、熱が逃げやすいのですが、木造化とZEB化により断熱性能が上がったことで、省エネ性と快適性を同時に実現できました」と吉田様は話されます。
また、吉田様は、「既存店舗の設備更新が増えており、直接電気工事会社様とやりとりすることも視野に入れています。脱炭素化だけでなく職場環境の整備も重要視される中で、確かな技術力と提案力を持った電気工事会社様との連携が必要になるでしょう」ともおっしゃいます。「新しい取り組みを共に進めてくださる電気工事会社の皆様と、より多くの連携を広げ、店舗の未来を一緒につくっていきたい」と語っていただきました。
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