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気中開閉器 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
気中開閉器とは?
【英語名】
Air switch（エア スイッチ）
電路遮断を気中で行う遮断器のことで、設備における電気事故が発生した場合に、周囲への波及事故（周囲を巻き込んだ停電事故）を防ぐ役割を持つ。
気中開閉器の仕組み・使い方
【施工方法】
「１号柱」と呼ばれる電柱の上に設置する。
１号柱とは、電力会社の電柱からお客様の敷地内に送電する役割で建てられた電柱のこと。
１号柱からキュービクル（高圧受変電設備）までの高圧ケーブルは、地中埋設方式とするのが一般的である。
気中開閉器の仕様・スペック
【種類】
高圧気中開閉器は「PAS」、低圧気中開閉器は「ACB」と呼ばれる。
気中開閉器の仕組み・特徴
【仕組み】
遮断器のように短絡電流は遮断できないが、負荷電流やコンデンサー電流など比較的小さな電流の開閉用として用いられ、さらに事故（短絡）電流の通電が可能。
柱上気中開閉器は、絶縁油を使用せず、空気中（SF6ガスを封入しているものは柱上ガス開閉器：PGS）で負荷電流を遮断する構造のもので、発生したアークは消弧室内の細隙を通ることにより冷却されて遮断する。
気中開閉器の廃棄方法
【廃棄方法】
産業廃棄物として処分する。
