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はさみ金具 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
はさみ金具とは?
【英語名】
Clamp(クランプ)
コンセントやスイッチ等の連結枠をボードの壁面に取り付ける際に使用する、配線器具部品のひとつ。
はさみ金具の仕組み・使い方
【施工方法】
ボードをコンセントまたはスイッチの(取り付ける器具の仕様書で確認した)サイズに開口し、はさみ金具をボードの裏に入れ込む。
ボードを挟み込むように器具側の連結取付枠とはさみ金具をビスで縫い付け、軽く固定。
水平器を使い水平を取り、ビスを本締め。あまり締め込みすぎると取り付け枠が歪んだり、ボードに食い込むので、器具が動かない程度で止める。
はさみ金具の仕様・スペック
【種類】
はさみ金具はC型や上下、連結用のものなどの種類がある。
壁の厚みやボード裏の状況により使い分ける。
はさみ金具の仕組み・特徴
【特徴】
コンセントやスイッチを壁面に取り付けるには通常、スイッチボックスやアウトレットボックスを事前に壁面に埋め込んでおくが、はさみ金具を使用することで、ボックスを使わずに壁面に連用枠を取り付けることができるため、スイッチやコンセントの増設が容易という特徴がある。
しかし、ボードに対して前後から挟み込む力によって固定されているため、挟み込む力が強すぎたり、ボードのカット部分が端部だったりすると、挟み込み部分が欠損するおそれがある。
はさみ金具の廃棄方法
【廃棄方法】
事業者として排出する場合は、産業廃棄物として処理する。
一般的には「不燃ごみ」だが、 わからない場合は各自治体に問い合わせる。