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COMMENTARY

合成抵抗とは?

【意味】
電気回路では複数の電気抵抗が存在した場合に、等価な1つの抵抗として置き換えることを「合成抵抗」と呼ぶ。
「合成抵抗」とは、電気回路上にある複数の抵抗がある場合に、複雑な計算モデルから簡易的な計算モデルに変換するために、1つの抵抗として扱うことである。

例えば直列接続で2つの抵抗が並んだ電気回路であれば、それぞれの抵抗値を足した1つの抵抗として扱うことができる。
このようにして模擬的に考えられた1つの抵抗のことを「合成抵抗」という。

具体的に説明をすると、2つの抵抗の抵抗値をR1、R2とした場合、合成抵抗は「R1+R2」で求められる。
次に並列回路を考えると、2つの抵抗が組まれている場合は、それぞれの抵抗値の和分の積が「合成抵抗」になる。
すなわち合成抵抗は(R1×R2)/(R1+R2)で求めることができる。

直列接続と並列接続が同時に存在する場合も同様に考えられる。
すなわち並列接続されている複数の抵抗でまず合成抵抗を求め、続いて求めた合成抵抗と直列接続された抵抗の和を求めれば良い。

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