TERASU辞書

COMMENTARY

対地間絶縁抵抗とは?

【意味】
各相と大地間の絶縁抵抗のこと。
対地間絶縁抵抗が劣化すると地絡状態になるおそれがあり、大地に流れる漏れ電流が大きくなる可能性がある。電路は絶縁抵抗が良好な状態で使用しなければならないため、定期点検などで絶縁抵抗測定を行い、電路の絶縁劣化による電気の漏れがないかを確認する必要がある。
[使用電圧が300V以下の電路]
・対地電圧(非接地式電路においては、電線間の電圧)が150V以下のもの…絶縁抵抗0.1MΩ以上
・その他のもの…絶縁抵抗0.2MΩ以上
[使用電圧が300Vを超える電路]
・絶縁抵抗0.4MΩ以上

【用途】
対地間絶縁抵抗が劣化すると地絡状態になり、大地に流れる漏れ電流が大きくなるため、絶縁抵抗計を用いて地絡状態になっていないかを確認する。

ELECTRICAL WORK

CATEGORIES

辞書TOPに戻る

パナソニックの電気設備のSNSアカウント