現場のお役立ちツール
PAS の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
PASとは?
【英語名】
PAS（パス）
PASとは、気中負荷開閉器のこと。
需要家側の電気事故が発生した場合に近隣への波及事故（停電等）を防ぐ役割があり、架空線の責任分界点に設置される。
PASの仕組み・使い方
【使い方】
PASに付いている操作用ロープを一気に引いて開閉器を切り替える。
作業時は高圧電路に触れることになるので、高圧用ゴム手袋やゴム長靴、絶縁衣を着装すること。
設置時は電柱上に設置することが多く、高所作業となる場合は、墜落制止用器具を装着すること。
PASの仕様・スペック
【種類】
方向性・無方向性、材質、定格電流、開閉性能等による機器選定がある。
PASの仕組み・特徴
【特徴】
区分開閉器に分類され、空気を消弧用絶縁材料として使用している。
第三者への波及事故を防ぐために短絡・過電流事故時はSO動作で、地絡事故時はG動作で保護している。この2つを合わせてSOGと呼ばれる。
PASの廃棄方法
【廃棄方法】
金属など、産廃業者の品目に従って廃棄する。
