TERASU辞書

COMMENTARY

停電作業とは?

【意味】
停電作業とは電気が通ってない停電状態(電路を開放した状態=開路)で作業を行うこと。
逆に電気が通っている通電状態(電路を閉じた状態=閉路)での作業を活線作業という。
電気に関する工事や作業の際には停電作業で行うのが基本。

停電作業で気をつけるべきことは、感電する可能性があるということ。
そのため、停電作業を行っているブレーカーは、第三者が勝手に閉路しないよう、ブレーカーを収めるボックスに鍵をかけたり、閉路禁止の旨の掲示、または監視人を置いて第三者が触れないようにする。
ブレーカーを落としてもすぐに作業は行えない。もし電気が残留していたらそこで感電するため、安全に電気を放電させ、電気ゼロを確認してから作業を行う。
また、作業中に少しでも電気が流れると危険なので、接地の措置をとり、安全を確保する。

停電作業については、労働安全衛生規則第339条・第340条・第350条に規定されている。

ELECTRICAL WORK

CATEGORIES

辞書TOPに戻る

パナソニックの電気設備のSNSアカウント