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測温抵抗体3線式 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
測温抵抗体3線式とは?
【意味】
測温抵抗体は、金属または金属酸化物が温度変化によって電気抵抗値が変化する特性を利用し、その電気抵抗を測定することで温度を測定するセンサー。
RTD(Resistance Temperature Detector)とも呼ばれる。
3線式は最も一般的な結線方式で、抵抗素子の片端に2本、もう片端に1本の導線を接続した結線方式。
3本の導線の長さ、材質、線経および電気抵抗が等しい場合、導線抵抗の影響を回避できることが特徴。
【用途】
測温抵抗体は高精度に温度を測定する場合に使用される。
大きなメリットが2点あり、高精度に温度を測定できることと、極低温を測定できることである。
その反面、高温測定には不向きなセンサーである。
測温抵抗体3線式の仕組み・使い方
環境の温度測定には測温抵抗体、工業炉の温度測定には熱電対というように使い分けるのが一般的。