現場のお役立ちツール
単相3線式 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
単三、単3 など
単相3線式とは?
【意味】
単相3線式(単相3線式100/200V)は、現在一般家庭で1番使われているタイプの配電方式である。
1980年代以前で30A以下の契約の家庭では、単相2線式の配電方式の場合があるが、現在ではほとんどが単相3線式に変わっている。
配電方式の見分け方としては、分電盤のメインブレーカーに接続している配線の色が3色(黒、白、赤)であれば、単相3線式だと分かる。
単相2線式が電圧線と中性線の2本だけで構成されていて、その間の電圧が必ず100Vだったのに対して、単相3線式はさらに電圧線が1本追加されている。
電圧線と中性線の間の電圧は、単相3線式においても100Vであることに変わりはないが、2本の電圧線間の電圧は200Vになる。
つまり、100Vと200Vの2種類の電圧を選択して使用することができる。
そのため、単相2線式では使用できなかった、200VのエアコンやIHクッキングヒーターなどが使用できるようになっている。