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単相2線式 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
単二、単2 など
単相2線式とは?
【意味】
単相2線式(単相2線式100V)は、日常的に使われる配電方式の中で1番シンプルな構成になっている。
1980年代以前の家庭用電源で30A以下の契約の場合に多く使われている。
1980年代以降であるか、40A以上の契約では単相3線式が用いられる。
見分け方としては、分電盤内のメインブレーカーに接続された線の色で確認することができる。
配線の色が黒と白の2色だけであれば、単相2線式だと分かる。
単相2線式は、電圧線と中性線の2本の線が、負荷(照明、テレビなどの電気製品)に接続されている。
電圧線側の電圧は100Vで、中性線はアースされていて電位は0になっているため、負荷にかかる電圧は常に100Vになる。
そのため家庭用でも200Vの電圧が必要な電化製品、例えばエアコンやIHクッキングヒーターなど一部の電化製品が使えない。