現場のお役立ちツール
単線図 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
単線図とは?
【意味】
電気図面とは設備の電気仕様が分かるように、決められたルールで書かれた図面である。
電気図面には「単線図」と「複線図」の2種類がある。
単線図とは、シンボルと呼ばれる単純な電気用図記号と1本の線で、図面上に書かれている記号である。
「単決」、「単線結線図」、「単線接続図」などと呼ばれることがある。
各要素間を1本の線で繋ぐため、実際に何本の電線で結ばれているかは分からない。
複線図は単線図をもとに、詳細な情報が分かるように書き起こされた図面である。
単線図は電気回路の概要を分かりやすくシンプルに表現した図面で、打ち合わせや計画段階で使用される。
特にプラント関係などの大規模な施設の計画時などで、全体の構成を把握するために使用される。
書き方は日本産業企画(JIS)や日本電機工業会規格(JEM)で定められている記号を使う。
全体構成を示すための図面なので、内容を詰め込みすぎないように注意する。