TERASU辞書

COMMENTARY

職人用語

太陽光 など

太陽電池発電設備とは?

【英語名】
Solar cell power generation equipment(ソーラーセルパワージェネレーションイクイップメント)

【意味】
太陽電池発電設備とは、太陽光パネルとパワーコンディショナーで構成された、太陽光を電気に変える発電設備である。
太陽光パネルは発電する太陽電池(セル)が大量に並んだ構造。

その太陽光パネルで太陽光を受けると、太陽電池(セル)1個当たり、直流の0.6V~0.7Vの電圧を発生させて、1平方センチメートル当たり30mA程度の電流が得られる。
しかし、一般で使用されている電源は交流のため、パワーコンディショナーで発電した直流の電気を交流に変換して電気を供給する。

メリットとしては、太陽光を受けられる場所ならば、どこでも利用可能であるという点が挙げられる。
天気のいい日中しか発電できないため、安定した電力供給は難しいというデメリットがある。

近年、日本では太陽電池発電設備の一般住宅用・産業用ともに、設置件数が増加している。
その背景には、太陽電池発電設備が化石燃料を使った発電と比べ、排気ガスや二酸化炭素を排出しないことがある。

そのため、クリーンエネルギー発電設備として、太陽電池発電設備は注目を集めている。

太陽電池発電設備の仕組み・使い方

【範囲】
電気工事で設置する電気工作物は、大きく分けて事業用電気工作物と一般用電気工作物がある。
太陽電池発電設備の場合、出力が50kW未満は一般用電気工作物の小出力発電設備、出力が50kW以上は、事業用電気工作物の自家用電気工作物になる。

工事に必要な資格として、一般用電気工作物の出力50kW未満の太陽電池発電設備は、第一種電気工事士・第二種電気工事士、自家用電気工作物に入る出力50kW以上は、工事に第一種電気工事士、保安監督に電気主任技術者の有資格者が必要である。

太陽電池発電設備には、一般住宅用と産業用の区分がある。
一般住宅用は、出力が10kW未満の太陽電池発電設備。
出力が10kW以上の太陽電池発電設備は、産業用になる。

ELECTRICAL WORK

CATEGORIES

辞書TOPに戻る

パナソニックの電気設備のSNSアカウント