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ベント型蓄電池 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
ベント型蓄電池とは?
【英語名】
Vented storage battery(ベンティッド ストレイジ バッテリー)
「ベント型据置鉛蓄電池」「液式電池」と呼ばれる。
電解液の入った電槽(電解液と電極を入れる容器)に電極板が挿入されている鉛蓄電池。
鉛蓄電池発明当時から存在する構造。
ベント型蓄電池の仕組み・使い方
【使い方】
充電をすると電解液と電極で化学反応が起きて電解液の中の水分が失われたり、 自然蒸発により電解液が減るため、定期的に電解液量をチェックして精製水を補充する。
補水をしないと充電効率が悪くなり、蓄電池の劣化を早める。
ベント型蓄電池の仕様・スペック
【規格】
JIS規格:JIS C8704-1
【種類】
・ペースト式:UPSやエンジン始動用など瞬間的に大電流が必要な機器に使用されており、寿命は6年程度と比較的短い。
・クラッド式:バックアップ電源として電話交換機や通信用に利用されており、寿命は10年程度と長く設定されている。
ベント型蓄電池の仕組み・特徴
【特徴】
充電・放電中に発生するガスを、外部に放電する蓄電池。
ベント型蓄電池の廃棄方法
【廃棄方法】
広域認定業者にて処分してもらう。