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対地電圧 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
職人用語
対地間、大地間 など
対地電圧とは?
【意味】
電気工事の際に使用される電圧には、大きく分けて2種類存在する。
1つは「線間電圧(使用電圧)」、もう1つは「対地電圧」と呼ばれる。
「線間電圧(使用電圧)」は、コンセントの2つの穴の間の電位差のことである。
一方の「対地電圧」とは地面との間の電圧のことである。
100Vのコンセントの場合は、2つの穴の一方が地面と繋がっているため、対地電圧と線間電圧が等しくなる。
単相200Vのコンセントの場合は、3つの穴のうち1つが地面と繋がっていて、残る2つの穴の両方が地面と繋がった穴と、それぞれ100Vの電位差がある。
つまり、この場合の対地電圧は100Vであるが、線間電圧が200Vであるため、対地電圧と差異が発生する。
ただし三相200Vのコンセントの場合は、3線ともに200Vになっているため、対地電圧は200Vである。