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水切り端子 の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
水切り端子とは?
【英語名】
Water stopper terminal(ウオーター ストッパー ターミナル)
つば付きの端子で、接地線の途中に設ける。
「水切りスリーブ」と呼ばれることもある。
水切り端子の仕組み・使い方
【使い方】
地中に含まれる水分が、埋設電線を伝わって建物内に侵入するのを防ぐために使用される。
水切り端子は地中梁や耐圧盤に打ち込むことが多いが、鉄骨や鉄筋に接触しないように敷設する必要があるため、ビニールカバー付き製品や水切り端子に絶縁ケージを設ける等の対策が施されている。
水切り端子の仕様・スペック
【規格】
JIS規格:JIS C8704-1
【種類】
端子サイズはIV線に合わせて用意されており、
8sq、14sq、22sq、38sq、60sq、100sq、150sqが使用されることが多い。
水切り端子の仕組み・特徴
【特徴】
接地線導体と絶縁被覆の間から建物内に水が浸入するおそれがあるが、水切り端子によって拠り線を区切ることにより、水の侵入を防ぐことができる。
水切り端子の廃棄方法
【廃棄方法】
産業廃棄物として処分する。