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職人用語

どぶ漬け など

亜鉛めっきとは?

【意味】
亜鉛めっき加工は建築鋼材の防さび、腐食処理の一種。
加工の施されていない通常の鋼材は屋外や湿度の高い場所で使用、設置すると経年劣化や水分によって比較的早くサビ・腐食ができてしまい、外観を損ねることや強度不足、耐荷重の減少などが起こり得る。

亜鉛めっき加工を行ったものは亜鉛めっきの犠牲的防食作用によって鋼材のサビ、腐食を軽減させ、長期間の使用に耐えることができる。
このことから、屋外や湿度の高い場所では亜鉛めっき加工を施した鋼材が広く採用されている。

【用途】
電気工事においても屋外に取り付けるジョイントボックス、プールボックスなどには亜鉛めっき加工を施されたものやステンレス製のものが用いられている。

このプールボックスに配管などを接続するために、ホールソーなどで穴を開けて加工した場合には、その穴をあけた場所からのサビや腐食を防ぐために、スプレータイプや塗装タイプの亜鉛めっきで施工箇所をしっかりと処理を行う必要がある。

亜鉛めっきの仕組み・使い方

【注意点】
一般の鋼材に比べ、腐食に対しては強いが、完璧に腐食しないわけではない。
施工する場所の環境などを考慮し、流通している通常の亜鉛めっき加工で良いのか、それともオーダメイド品を使用するべきなのか判断する必要がある。

作業中亜鉛めっき加工した物に傷などをつけると、そこから腐食することもあるため、その場合には補修が必要となる。

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