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合番(相番) の
意味・解説・呼称など
COMMENTARY
合番(相番)とは?
【意味】
自身と他職種との絡み作業が発生する箇所に立ち会うことを意味する。
自身の施工したものが誤って他職種に壊されることなどがないように注意するほか、施工したものが他職種の作業の妨げになるようであれば、一時的に施工したものを取り外すこともある。
他職種の作業が完了してしまうと、後に自身での作業が困難になる場合には、一度他職種の作業を中断してもらい、自分達の作業を行うことになる。
例えば配線において、電線を仕込むといった作業が完了したあとにまた他職種に作業を再開してもらうといったように、同一の施工箇所においての異なる職種間での円滑な連携の促進が合番の主な作業内容である。
合番(相番)の仕組み・使い方
合番は、以下のようなあらゆる電気工事以外との他職種との絡み作業が発生する箇所において使用される。
・コンクリート打ち合番
・天井張り合番
・壁、ボード張り合番
・外部掘削作業合番
主に使用される場面としては、現場内での朝礼や昼礼、打ち合わせといった当日の作業内容を現場監督や他職種に伝達する際や、毎日のKY(危険予知活動)シートへの作業内容記入時などが挙げられる。
相番と表記されることもあるが、内容としては合番と同一である。